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鹿児島をもっとひとつに〜鹿児島ユナイテッドFCの存在意義〜


2014年「鹿児島をもっとひとつに」というチームスローガンの下結成されたのが、鹿児島ユナイテッドFCというクラブです。ユナイテッドという名の通り、「FC  KAGOSIHIMA」と「ヴォルカ鹿児島」という2つのクラブの連合なのです。

この2つのクラブは所謂「ライバル同士」だったわけですが、Jリーグ参入という目標のために様々な障害を乗り越え合併しました。

このまだまだ生まれて間も無い「一地方クラブ」の鹿児島ユナイテッドFCが、Jリーグの中で一際異彩を放っています。

いくつかのテーマ毎に、鹿児島ユナイテッドFCの魅力や、クラブを取り巻く環境について紹介してきいたいと思います。

※何人かの方に協力して頂いたアンケートを元にしています。

⚫鹿児島ユナイテッドFCが出来て何が変わりましたか?

①「街中にユナイテッドのグッズが増えた」

以前はあまり無かったようですが、最近はどんどん増えてきているようです。それでも「まだまだこんなもんじゃない!」とも仰ってました。

私も2020シーズンの最終戦で初めて白波スタジアムに行きましたが、思ったよりものぼりやポスター見かけませんでした。まだまだ盛り上げていきましょう!

②「今まで疎遠だった友人とユナイテッドを通じて連絡を取り合うようになった」

これはたまらんですね!最高ですね!(シンプルイズベスト)

③「週末の予定がユナイテッド中心になった」

ユナイテッドの試合が日常において最重要事項であるという証拠です!関係者の方にとって、これほど嬉しい変化は無いのではないでしょうか😊

④「スタジアムで話をする(名前も知らない)仲間が出来た」

これはあるあるですね!「あ、どうも!」「こんにちは!今日はお1人ですか?」みたいな探りの会話からサッカーの話をしたりするの楽しいですよね〜!仲良くなって話したら、意外な所で繋がってたり(笑)


⑤「鹿児島を離れているが、ユナイテッドのおかげで郷土愛を再認識できた」

私がまさにこれなんです!自分でもここまで鹿児島を愛してたんだなぁ〜って驚いてます!あまり好きじゃなかった鹿児島弁が、今では大好きになってしまいました❤


⑥「ユナイテッドにたくさんお金を使うようになった」「サッカーグッズが増えた」

さぁ、もっと使うのです!そして鹿児島の企業にもっとお金を出してもらうのです!県外の鹿児島出身者が作った企業にも出してもらいましょう!

「鹿児島ユナイテッドFCは、お金を出す価値のあるクラブ」そう思って貰えるように、皆で盛り上げていきましょう!

因みに私は焼酎が苦手ですが、「さつま島美人」をソーダでかなり薄めて頑張って飲んでます💦

⑦「歓喜や悔しさで泣けるという人間の心がまだ自分に残っている事に気付けた」

確かに私もユナイテッドを応援するようになってから、些細な事柄に感動するようになった気がします。

そもそも応援するきっかけになったのが、「長いトンネルに差し込んだ一筋の光〜!」という実況で泣いたからですからね〜。あれが無ければここまではまってなかったと思います。

上片平健アナウンサーに感謝😂🙏


まとめ

クラブが誕生する事によって、応援するサポーターや仲間が増える(人の変化)→ユナイテッド中心の予定を立てる・グッズ等を購入する(経済的変化)→街中にグッズが増える・露出が多くなる(街の変化)

プロスポーツ不毛の地であった鹿児島にプロサッカークラブが出来た事によって、本当に大きな変化が生まれようとしています。

これを如何に大きな変化にしていくか、そしてこのサイクルの中でどれだけ更なる変化を続けていくかが重要になってくると思います。

鹿児島に起きているこの変化を前向きに、そして上向きにしていく為に個人単位で少しでも出来ることをやっていきたいと思っています。

今後クラブにどういう風に変わって行って欲しいですか?

①「他の種目や競技にも進出して、Jリーグの理念である総合スポーツクラブになって欲しい」

私もそれ思います!個人的にはアルビレックス新潟が理想ですね!国内にとどまらず、シンガポールのサッカーリーグにまで行ってますからね⚽

②「スタジアムで残業が出来るようになって欲しい💦」

一見冗談のようにも感じますが、J1の名古屋グランパスは、テレワークシートというものを今年発売しています。

スタジアムに早くから入れて、ネット環境などが整備されてスタジアムでテレワークができるというものです。コロナ禍ならではの席種ですが、今後スタンダードになっていく可能性もあります。

一度検討する価値はあるかもしれませんね。

③「2019年最終節の様に毎回アウェイにサポーターが沢山集まるようなクラブになって欲しい」

これを実現するためには、地元だけでなく県外在住の鹿児島県出身者を取り込むしかないと思います!

2019年のアウェイ町田ゼルビア戦の帰りのバスで「関東の鹿児島県民ってこんなもんじゃないよね?もっと居るはずだから、その人たちが来ればもっと人が増えるはず。」と熱く語ってる男性が居ました。

そういう人達にまずは知ってもらい、そして1度スタジアムやDAZNで見てもらい、最終的には応援してもらいたいですね!

各地方にある「鹿児島県人会」と連携を取るのも有効ですね。

④「早くJ2に昇格して、いつかはJ1に行って欲しい」

私ももちろん上のカテゴリーで鹿児島の試合がみたいと思っています。

でもまだまだ上で定着するには、チームとしてもクラブとしても力が足りないのかなとも感じています。

鹿児島ユナイテッドFCは集客力が素晴らしく、J3の中ではトップクラスです。そしてそれは、J2をも凌ぐ程です。

これはつまり、カテゴリーと集客力が比例しない特別なクラブなのではないかと思います。もちろん上のカテゴリーに上がるのが1番なのですが、結果だけ求めて無理に上がっても直ぐに落ちてしまってはあまり意味が無いと思います。

ゆっくりでいいから着実に力をつけ、1度上がったら2度と落ちないようなクラブになって欲しいです。

これは単にサッカーチームとして強くなるという事だけではなく、スポーツクラブとして強くなって欲しいという私の願望です。

地元を愛し、地元に愛され、クラブ、県民、企業、行政が一体となった「ALL鹿児島」でJの頂きに挑戦したいですね!

⑤「和製ビルバオ(地元出身選手が沢山いるクラブ)になって欲しい」

鹿児島ユナイテッドFCは、地元出身や鹿児島の学校に通っていた選手が非常に多いのです。これは一説には地元枠というのが存在するとかしないとか。

チームには現在32名の選手がトップチームに登録されていますが、そのうち9名が所謂地元枠に当たります。他のクラブを調べたことはありませんが、これはきっと多いと思います。

とある調査では鹿児島県民は郷土愛が日本でトップレベルらしいです。そんな県民性を意識してなのか、郷土愛が強さ故の地元枠なのかは不明ですが、この素晴らしい制度は今後も続けて行って欲しいと思います。

⑥「これまでと変わらず真摯に、正直で居て欲しい」

鹿児島ユナイテッドFCというクラブは、とても透明性が高いクラブだなぁと思っています。

何時だったか、最終戦のセレモニーで徳重代表が「まだまだお金が〇〇億円足りません!」とか「まだTシャツか売れ残ってます。帰りに買ってください!」スピーチをして、スタジアムに笑いを振り撒くと共にサポーターにクラブが置かれている状況を分かりやすく説明した事があります。

クラブが財政的に厳しいというのを公表するということは、選手獲得やスポンサーへの影響も大きいと思います。勿論毎年決算発表をするので、誰でも見ることは出来ます。それを敢えてサポーターの目の前で言うというのは、クラブがサポーターの事をただのお客さんではなくパートナーとして捉えているからではないでしょうか?

幸いにも鹿児島ユナイテッドFCの徳重代表は公認会計士というなんとも頼もしい肩書きを持っています。鹿児島が準フランチャイズであった横浜フリューゲルスのような悲劇は、絶対に起こさないでしょう!

まとめ

概ねクラブに対する不満は、無かったように感じます。しかしながらまだまだ成長する余地はあると思います。

特に県外でのクラブ認知度をあげる活動はまだまだだと思います。これはクラブだけがやることではなく、我々サポーターの力も不可欠です。

さぁ、皆さん!ユナイテッドのユニフォームやTシャツ等を身につけて街を練り歩くのです!居酒屋に行ったらメニューに載ってもいない「さつま島美人」を注文するのです!

学校や職場、その他身の回りでユナイテッドの話をすることはどれくらいありますか?

この質問に関しては「しょっちゅう」「会社の上司をファンクラブの会員にさせたから毎日」「週に1、2回家族や友人とLINEで喋る」「県外の為身近に話せる人がいないが、地道に広報活動をしている 」「たまに職場でユナイテッドの事で声をかけられてテンションが上がる」という回答を頂きました。

はい。

ただただ羨ましいです😭

私は愛知県に住んでおり、身近にユナイテッドの話をできる人が居ません。愛知県にも鹿児島出身者は沢山いるはずなのです!

そういう人を巻き込んで、もっと盛り上がっていけたらいいな〜🥺

それでもSNS等を通じて常に情報交換や意見交換、悪ふざけをして毎日過ごしております😊

今回のアンケートを御協力頂いたみなさんも、日頃から私の悪ふざけに付き合ってもらってます。

新たな取り組み①

鹿児島ユナイテッドFCの新たな取り組みといえばやはり、ユニフォームのサプライヤー契約をせずに自社ブランド(三菱商事ファッションとの提携)にて制作している事でしょう。

これは今年から始めた事なのですが、昨年に比べてかなり価格設定が下がりました。

何よりデザインが独特で、今までのように「あのクラブに似てるなぁ〜」という事も無くなりました。

こういうグッズ展開について、鹿児島ユナイテッドFCはサポーターの意見が直接クラブの中の人に届く環境があります。それがクラブの公式YouTubeチャンネルで放送されている「きばれユナイテッドステーション(通称ユナステ)」です。

シーズン中は毎週月曜日の19時30分〜21時00分にライブ放送しています。

その番組内で鹿児島ユナイテッドFC公式応援リーダーの田上裕さん(元鹿児島ユナイテッドFCキャプテン)と富成慎司さん(鹿児島ユナイテッドFCのOB)がサポーターからのメッセージに一つ一つ丁寧に答えてくれます。

そして時にはその場でクラブスタッフにサポーターの意見を伝えてくれることもあります。それによってグッズが誕生した事もあるとか無いとか。

新たな取り組み②

そして最近新たに始まったのが「UNITED  FRIDAY」と称した取り組みです。

こちらは地元の企業や団体が金曜日に鹿児島ユナイテッドFCのユニフォームや応援グッズを身に付けて、試合に向けて街を盛り上げようというものです。

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まぁ、私のように「普段から通勤時に着てるよ!」という人からしたら何気ない日常でしょうが😅

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私の日常

先日私が鹿児島に遠征した時も、観光案内所の方がユナイテッドのレプリカシャツを着ていました!とても嬉しかったのですが、その時の私は「鹿児島レブナイズ」というバスケのTシャツを着ていました🤣#鹿児島レブナイズも頑張れ💪✨

新たな取り組み③

今年から試合でのゴール数に応じて、県内の小学校にサッカーボールを寄付するという活動を始めました。とても素晴らしいと思います。

どこのクラブでもやってる取り組みではあるのですが、鹿児島は寄付する学校を選手のダーツで決めたり、ビデオメッセージやサイン入りパネルを送ったりと、生徒達がより親近感を持てる工夫をしています。

こちらも公式YouTubeで毎回動画を上げてくれてます。


これからの鹿児島

個人的には鹿児島ユナイテッドFCがと出会ったことで、多くの人と出会い、多くの仲間ができ、多くの感動と力を貰いました。

少しでもその恩返しが出来ればと、極々微力ながら色んな活動もしています🌾

私は愛知県在住で、アウェイの試合を見に行く機会が多いです。そこで見る街並みやスタジアムは、鹿児島もまだまだ熱くなる余地があるなと感じさせられます。

鹿児島(鹿児島県全域)を、鹿児島ユナイテッドFCの町だとひと目で分かるような町にしたいと勝手に思っています。

まだまだこれからもっともっと鹿児島がひとつになって、このクラブを支えて、そして引っ張って行けるようになれたらいいなと思っています。

その為に一人一人が何が出来る事が無いか考えて、自分の行動1つでサポーターを増やす事も減らしてしまう事もあるという自覚を持たなければなりません。

今シーズンも最後までクラブと共に闘いましょう!

挫けそうになったら、この動画を見て心を奮い立たせましょう!


















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