
試行錯誤の1年半―「高坂の郷のどか」のインスタグラム運用記録
高坂の郷のどかのインスタグラムを立ち上げてから1年半が経ちました。宿泊も日帰り利用もできるこの施設を、より多くの方に知っていただくための情報発信の場として始めたこのアカウント。ですが、あと10数名というところで、目標としていたフォロワー1000人には、まだ手が届いていません。
インスタ運用の難しさを再認識
移住前、副業でインスタグラムの運用代行をしていた頃は、わずか3か月で1000人を超えた経験があります。その頃と同じ感覚で取り組んでいたものの、数年前に学んだ方法は今のアルゴリズムでは通用せず、改めて勉強し直す必要があると感じました。(今1000フォロワーを獲得するのも難しい時代だと言われているようです)
現在のインスタグラムでは、フォロワー数だけでなく、エンゲージメント率や投稿内容の専門性が重要視される時代。ジャンルを絞り込み、特定の情報を発信するアカウントが伸びやすい中で、地域情報と宿泊施設という複合的なテーマは、なかなか難しい挑戦のようです。今勉強している先生にも「特化型でない分、成長がゆっくりになる」と言われ、日々試行錯誤しています。
努力の積み重ね――地道な情報発信
たとえば昨年、紅葉の名所佛通寺の紅葉が遅れていると聞いたときには、実際に足を運び、数時間かけて撮影を行いました。広い敷地を歩き回り、2~3時間かけてジンバルとスマホを片手に撮影。観光客から「なんか怪しい人」と思われてしまうこともありましたが(笑)、そのときの紅葉の様子を正直に編集して投稿しました。
また、利用者の声を積極的に取り上げ、地域の情報も分かりやすく発信。地元の方々や観光客の目線に寄り添いながら、「高坂の郷のどか」を少しずつ知っていただけるよう心がけています。
その結果、最近では「インスタを見て来ました」という声を聞く機会が増え、少しずつ手応えを感じるようになりました。
宿泊利用の増加と地域の反応
昨年は月に1組あるかないかだった宿泊利用が、今では週末がほぼ埋まる状態にまで成長しました。この変化は、地道に発信を続けてきたことも少しは影響していると信じています。とはいえ、担当の地域の方から「忙しすぎると困る」と冗談めかして言われることもあり、それが少し気がかりでもあります(笑)
これからの目標――1000人のその先へ
現在のインスタグラムではフォロワー数だけが成功の指標ではありませんが、それでも目標の1000人は達成したい。そのためには、よりわかりやすく、魅力的な情報発信を続けていく必要があります。
試行錯誤を重ねながら、「高坂の郷のどか」と高坂町の魅力をもっと多くの人に届けていけるよう、これからも努力を続けていきます。