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闇の街のアングラ情報。

 都内にある人の闇が蔓延る街、「闇の街」。
 麻薬密売、人肉売買、売春、殺人請負、死体掃除……。この街には、様々なアンダーグラウンドが路地裏で息を潜めている。そんな危険と隣り合わせの街を訪れてみたい、アングラ好きのあなたへ。

 闇の街観光、もしくは移住希望の方の手助けになればと思い、取材で知り得た情報を纏めてみた。

 ようこそ、欲望渦巻くアングラ街へ。

※記事は定期的に更新します。



【アングラ住人】


「排除屋」。男。とある方法で依頼をすれば、殺したい人間を消してくれる。ただし、抹殺するのは、闇の街の秩序を乱す者のみ。都市伝説的な存在なので、実在するのかは不明。好物は、洋梨。


「排除屋」。女。とある方法で依頼をすれば、殺したい人間を消してくれる。ただし、抹殺するのは、闇の街の秩序を乱す者のみ。都市伝説的な存在なので、実在するのかは不明。好物は、林檎。

屍サンタ
黒色のサンタ帽を被った男。12月24日23時45分から25日0時00分の間、ラブホ街内にある廃ラブホの屋上に、2つの黒色の塵袋を持って現れる。右手の塵袋には年内で1番闇の街で悪かった人間が、左手の塵袋には右手の塵袋にいる人間の全財産が入っている。


殺し屋。男。黒髪マッシュが特徴的。マチェットを愛用している。同業者である「病」と行動を共にしている。関係性は不明。


殺し屋。女。黒髪マッシュが特徴的。マチェットを愛用している。同業者である「闇」と行動を共にしている。関係性は不明。


毒屋、「蝟」の店主。男。右手の甲に、黒色の蝟の刺青が彫られている。毒をこよなく愛し、毒を馬鹿にする者を見付けたら癇癪を起こす。殺人をも厭わない。

屍蟹
死体掃除屋。女。首の後ろ側に黒色の蟹、両手の甲に黒色の蟹の鋏の刺青が彫られている。死体掃除専用の鋏、「無慈悲」を愛用している。風呂屋、「掃」で死体を処理する。

濃紺色。
アングラ街ライター。街に蔓延る闇をテーマに記事を書いている。「闇の街」以外に、「湿気の街」、「夜の街」と呼ばれるアングラ街も、別名義で取材を行なっている。


【アングラスポット】

風呂屋、「掃」
住宅街にある風呂屋。閉館時間になると死体処理が行われているという、闇深い都市伝説がある。

カラオケ屋、「カラオケ ぱんぱん」
居酒屋街にある、雑居ビルの5階にあるカラオケ屋。12月24日の23時から翌3時までに、店主に「娼婦サンタ」という合言葉を言うと、1000円で13人の娼婦とヤれる部屋へ案内してもらえる。

チョコ路地
ラブホ街にある、「HOTEL HEAVEN」と「HOTEL S」というラブホに挟まれた小路。バレンタインデー、「チョコ路地」には数人の女が立っている。女が話しかけてきて、「闇チョコ」と呼ばるチョコを渡してくる。チョコを貰った人は、無料(ホ別)でチョコを渡してきた女と性行為に及べる。

焼肉屋、「膵」
居酒屋街にある、個人経営の焼肉屋。ある特殊な肉屋から購入した人の臓器、通称、「密猟ホルモン」を店に出している。

公園、「乱」
ラブホ街の近くにある公園。毎晩、柵の周りに、公園を囲むようにして立ちんぼが並んでいる。

風呂屋、「欠伸」
居酒屋街の外れにある、殺し屋御用達の風呂屋。殺し屋が一般人に紛れる為、仕事で汚れた身体を綺麗にする場所。欠伸という店名は、「殺し屋達が欠伸をしながら、ほっと一息出来るように」という元殺し屋である店主の優しい思いから来ている。

毒屋、「蝟」
ラブホ街にある毒屋。闇の街に住む裏家業の人々が愛用する店。様々な種類の毒を手に入れることが出来る。


【アングラグルメ】

闇チョコ
バレンタインデーに、チョコ路地で女が配るチョコ。「闇チョコ」を貰った人は、無料(ホ別)でチョコを渡してきた女と性行為に及べる。闇チョコには、「私は病んでいる」、「病んでいるから、気分を晴らす為に一発ヤりたい」という意味がある。病んでいることをアピールする為のチョコだから、元々は「病みチョコ」と呼ばれていた。金品のやり取りは発生しないものの闇深い話であるという意味も含めて、闇チョコという言葉になった。

密猟ホルモン
ある特殊な肉屋と焼肉屋で売買されている、人の臓器の名称。殺し屋や殺人鬼等から買い取った行き場のない肉を、特殊な肉屋では取り扱っている。

立ちんぼドラック
別名、「嗜好飴」。闇の街の立ちんぼの間で流行している。ピンク色の飴玉の見た目をした麻薬。舐めると、目の前にいる人間が自分の好きな人や理想とする人物に見えるようになる。都内にある「湿気の街」と呼ばれる街から、流れてきた麻薬。


【アングラ組織】

ラジオを祀る、とある教団
闇の街でラジオを崇拝する、謎の集団。ラジオを祀る儀式は定期的に開催されており、信者ではなくとも誰でも参加出来る。儀式は1回に付き30分。途中参加は可能だが、途中退出は不可。筆者の身の安全の為、教団名は公開出来ない。


【アングラ事件】

裏風俗店連続放火事件
12軒のちょんの間が、放火被害に遭った事件。犯人も、犯行動機も不明。ある日、連日の放火が嘘のように収まった。だが、犯人が警察に捕まったわけではない。「排除屋」の暗躍が噂されている。


【アングラワード】

娼婦サンタ
12月24日の23時から翌3時までの間、カラオケ屋、「カラオケ ぱんぱん」で、1000円で13人の娼婦とヤれる部屋へ店主に案内してもらう為の合言葉。


「密猟ホルモン」を受け渡す際の、特殊な肉屋と焼肉屋が使う合言葉。この言葉は、焼肉屋の店主が特殊な肉屋に言うことになっている。

乱公
公園、「乱」の周りにいる立ちんぼが行う、売買契約の造語。乱という公園の名前と、その周りに並ぶ立ちんぼから、「乱行」という言葉を文字って、生み出された。



 以上が、現在公開可能な、闇の街のアングラ情報だ。アングラ街ライターとして、これからもこの街で取材を続けていく。新たな裏ネタが入り次第、記事を更新する。

 それでは、危険で不快な街の旅をお楽しみください。

 いってらっしゃい。

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