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「トマト×NFT」プロジェクト始動~梶原耕藝とMetagri研究所で創る新たな農業のカタチ~

現在、「農業×NFT」を軸にMetagri研究所というコミュニティで先進的な農家さんと共に、新たな切り口で日々活動している。

6月には、農業×NFTの取り組み第1弾として、「食べても不滅のNFT」をテーマにスイカとNFTのセット販売を実現した。

結果、NFTやweb3に関心のある方々とつながるきっかけになり、2022年7月現在では、50人以上の規模のコミュニティに育っている。

そこで、農業×NFTの取り組み第2弾として、トマト農家である梶原耕藝とコラボする。トマトの生育過程を表現したジェネラティブNFTを8月中旬に発行予定である。

梶原さんの奥さまの描いた油絵

そこで、梶原耕藝へ「トマト×NFT」に対する意気込みや、梶原耕藝の目指す農業のカタチをインタビューした。
〝これからの農業のあり方〟を考えるにあたり、非常に参考になるお話である。
ぜひ、楽しんで読んで頂けるとありがたい。

音声でも3回にわたって配信しているので、読むより聞く方が好きな方は「Stand.fm」より再生してみてほしい。

200年続く梶原家の農業~梶原耕藝とは~

生産地は阿蘇山の南麓。
標高600mにある熊本県山都町でトマトを中心に栽培している。冷涼な気候と寒暖差という自然の恵みを生かして、単なる野菜ではなく「健康と幸せ」を顧客へ届けている。

  • 耕:耕すこと

  • 藝:植物を植える・栽培すること

その漢字二つと共に命名した「梶原耕藝」には、お客様に美味しい野菜をお届けしたいという思いが込められている。
先代が農業を始めたのが1807年、そこから200年以上に渡り代々農業を営んできた梶原家。
6年前にそのバトンを受け継ぎ、7代目梶原甲亮さんの新たなチャレンジが始まっている。

県庁職員から農家の7代目へ

200年以上も続く農家の家系に生まれた梶原さん。

「地域をもっと元気にしたい!」

そんな想いを持って、県庁職員として社会人人生をスタートさせた。

「200年以上続く家業の農家は、定年退職してから細々とやっていこう」
とぼんやりイメージしていた。
しかし、30代を迎え、徐々に心境に変化が生まれてきた。
地域を盛り上げている多くの経営者たちと会う中で、
「県庁職員という事業者をサポートする立場ではなく、自らがプレイヤーとなって地域を良くしていきたい!」
そんな想いが強くなった。
「これまで感じてきた地域のポテンシャルと考えるとそれを実現できるはず」
という考えが確信に変わっていった。

そんな梶原さんの決意を聞いた奥さまはびっくりします。

  • お子さまの学校のこと……

  • 生活環境のこと……

  • 生活費のこと……

どれを取っても、カンタンには「うん」とは言える状況ではなかった。
そんな状況であっても、梶原さんの強い意志は揺るがなかった。

奥さまは梶原さんと向き合い、実際に山都町の畑を訪れた。2年という歳月を経た結果、「一緒に頑張ろう」という想いを固めた。

農業の厳しさと、それを遥かに上回るやりがい

就農から6年……毎年のように予想外のことが起こり続ける農業。
農業経営者として、日々、あらゆることを学びながら、農業に従事している。外部環境の影響はあるものの、自らの意思決定が直接 返ってくる農業という世界。
前職は公務員という安定した環境で働いていた状況と対比すると、非常にプレッシャーも多く大変な世界である。

しかし、そのプレッシャーをはるかに超える
〝やりがい〟〝やる意義〟〝充実感〟
を感じている。

「ただ野菜をつくるだけでなく、食べていただいたお客様の課題を解決したい、幸せを感じていただきたい」
そんな想いから、ご両親の代では実現しきれていなかった直販をスタート。

夏のイメージが強いトマトではあるが、実は秋が食べごろである。
なぜなら、夏よりも晩秋は寒暖差が大きくなるため、甘みと酸味が凝縮するからだ。

1玉1000円以上の桐箱入りトマトセット「日の宮」

あなたは中玉トマトの1玉あたりの価格感について、どの程度の相場観を持っているだろうか?
私は1玉100円~200円である。
そんな相場を遥かに上回るトマトを梶原耕藝では生産している。

こだわりを持って育てたトマトたちの中から厳選した特級品「日の宮」である。

5箱だけの限定発売「日の宮」

5箱限定の桐箱入りトマト

昨年、実際に購入して感動した顧客より、喜びのお手紙をいただいたほどの反響ぶりであった。
その経験もあって、
「顧客との新たな関係性づくりをしていきたい!」
という想いがより一層強くなった。

Metagri研究所と共に歩み始める「トマト×NFT」~MetagriLabo Tomato Collection~

2022年7月現在、農業にNFTを掛け合わせた事例がほとんどなく、まだまだ手探り感が続いている……
そんな不透明な状況で、梶原さんは熱意を持ってMetagri研究所と共に歩んで頂ける意思決定をいただいた。

今回取り組む「トマト×NFT」プロジェクトである「MetagriLabo Tomato Collection(通称:MLTC)」

トマトの生育過程や仲間である「苗」「つぼみ」「花」「トマトの実」「ハチ」をモチーフにしたジェネラティブNFTをデザインしている。

投機目的ではなく「応援」の証としてのNFT

現状、短期的な値上がりを期待したNFTがありふれるなか、MLTCは一線を画すものに仕上げていく。
2022年7月現在、「Metagri研究所×梶原耕藝」の専用サイト構築やジェネラティブNFTのデザインをDAO(自律分散型組織)を意識した体制で準備を進めている。
プロジェクトの立ち上げに貢献頂いた方や、身近で応援いただく方へホワイトリストと呼ばれる〝NFTの優先購入権〟をこれから配布していく。
「Metagri研究所」の活動を知りたい方は気軽にDiscordコミュニティに ご参加いただけると嬉しいです。

「自らが真っ先にチャレンジして新たな道を切り開くことで、より多くの仲間が進みやすい道を作っていく」
そんな、熱い想いを持った農家さんと一緒にMetagri研究所で活動してみませんか?

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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