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生成AIの進化に驚愕!コミュニティ運営システムが1時間でアップデート完了!

Metagri研究所では、農業と最新技術を融合させたメタバースプロジェクトを推進しています。

今回、生成AI「ChatGPT」を活用し、Discord BotとGoogle Apps Script(GAS)を用いたトークン配布自動化システムのアップデートをわずか1時間で完成できました。今回、その取り組み内容について紹介します。


コミュニティ内トークン配布自動化の必要性

コミュニティの活性化には、参加者へのインセンティブ設計が欠かせません。Discord上で活動するMetagri研究所では、web3関連技術を活用したトークンエコノミーの構築を通じて、生産者と消費者を直接つなぐ新しい経済圏の実現を目指しています。

今回、メタバース内での活動や貢献度に応じてトークン配布すべく、自動化を目指すことになりました。

AIと共に歩んだBotのアップデート

自動化の鍵となるのが、Discord BotとGASの連携です。
今回、ChatGPT(o1-mini)に相談しながら、以下の機能を実装しました。

  1. メタバースプレイ報告の記録
    指定されたチャンネルでのメタバースプレイ報告を検知し、投稿者のユーザーIDと名前をスプレッドシートに記録します。

  2. トークン配布申請の自動化
    毎日一度、記録されたユーザーに対して3トークンの配布を申請し、スプレッドシートの記録を削除します。

  3. 重複記録の防止
    同一ユーザーが複数回投稿しても、スプレッドシートに既に記録されている場合は追加で記録しません。

フロー図(ChatGPTで作成)

これにより、運営側の負担を大幅に軽減しつつ、参加者に公平なインセンティブを提供することが可能となりました。

実装の詳細

Google Apps Script(GAS)の設定

GASでは、メッセージの受信とトークン配布のロジックを構築しました。具体的には、DiscordからのPOSTリクエストを受け取り、特定のチャンネルIDに基づいて処理を分岐させます。メタバースプレイ報告に対しては、投稿者の情報をスプレッドシートに記録し、定期的にトークン配布を行います。

Discord Botの設定

Discord Botは、特定の役職を持つユーザーが送信したメッセージを監視し、必要なデータをGASに送信します。BotとGASの連携により、リアルタイムでのデータ処理とトークン配布が実現しました。

ChatGPT(o1-mini)の活用

実装中に直面した課題や疑問点について、ChatGPT(o1-mini)に相談しました。特に、GASとDiscord Botの連携部分やトリガー設定に関するアドバイスは非常に役立ちました。生成AIのサポートにより、効率的に問題を解決し、高品質なシステムを構築することができました。

コードの解説をしてもらう様子

成功の成果と今後の展望

この自動化システムの導入により、以下の成果を得る見込みです。

  • 運営効率の向上
    手動で行っていたトークン配布作業が自動化され、運営の負担が大幅に軽減されました。

  • 参加者のモチベーション向上
    公平かつ迅速なトークン配布により、参加者の活動意欲が高まりました。

  • コミュニティの活性化
    メタバース内での活動が促進され、コミュニティ全体の活性化につながりました。

今後は、さらに機能を拡充し、より多くの参加者に価値を提供できるよう努めていきます。また、生成AIの進化を積極的に取り入れ、持続可能な農業コミュニティの構築を目指します。

まとめ:生成AIの進化を感じて

今回のプロジェクトを通じて、生成AIの進化を肌で感じました。ChatGPT(o1-mini)は、技術的な課題解決だけでなく、アイデアの提案や効率的な作業手順の構築にも大きな力を発揮します。生成AIとの協働により、短期間で高品質なシステムを構築できたことは、今後のプロジェクトにも大きな可能性を示しています。
今後も最新技術を積極的に取り入れ、農業メタバースとweb3コミュニティの発展に寄与していきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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