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三度目の正直!農業メタバースへのリベンジ
Metagri研究所は、農業とweb3技術の融合を目指し、これまでに二度のメタバースプロジェクトに挑戦しました。しかし、期待された成果を得ることができず、それぞれのメタバースプロジェクトは終了しました。
しかし、失敗から得た貴重な教訓を胸に、三度目の挑戦として新たな農業メタバースプロジェクト「未来の農業」をRobloxでローンチします。
そこで、本ブログでは、過去の失敗を振り返りつつ、新プロジェクトの魅力とその成功への戦略について詳しくご紹介します。
Metagri研究所の紹介
Metagri研究所は、農業の持続可能な未来を実現するために最新技術の導入と農業知識の普及に努めるコミュニティです。農業とweb3を融合させることで、農業のイメージ刷新や新たなビジネスモデルの構築を目指しています。これまでに数々のプロジェクトを通じてそのビジョンを推進してきましたが、メタバースプロジェクトにおいては二度の失敗を経験しました。しかし、その経験を活かし、今回の挑戦では成功を掴むための具体的な戦略を練り上げています。
過去の失敗と学び
第1弾:Clusterでのトマト畑プロジェクト
2022年8月、Metagri研究所はClusterプラットフォーム上で「トマト畑プロジェクト」を開始しました。トマトNFTの発行と仮想トマト畑の再現を試みましたが、継続的な運用計画の欠如、ユーザー動員の不足、マネタイズ戦略の不備により、プロジェクトは短期間で終了してしまいました。
失敗要因1: プロジェクトの継続性の欠如
メタバース空間を作成した後、定期的な更新やイベントの実施が不足し、ユーザーが継続的に訪れる動機がありませんでした。
失敗要因2: ユーザーの利用頻度の低さ
コミュニティ形成やインセンティブが不足し、ユーザーの利用頻度が低下しました。
失敗要因3: マネタイズ戦略の不備
メタバース内での収益化が不明確で、持続可能なビジネスモデルを構築できませんでした。
第2弾:AZITOでのメタマルシェ
続いて、AZITOプラットフォーム上で「メタマルシェ」を実施しましたが、こちらも同様に継続性の確保やユーザーエンゲージメントの不足が原因で継続できず終了しました。
さらに、AZITO自体もサービスを終了し、運営チームは多くの課題に直面しました。
大切なお知らせ
— AZITO🌎 (@AZITOofficial) May 11, 2024
この度、AZITOを無期限の休止とすることをお伝えさせていただきます。
応援いただいた皆さま、関わっていただいた皆さまのご期待に応えることができず、誠に申し訳ございません。 pic.twitter.com/ZzejRO2oaB
AZITOのサービス終了から学ぶこと
AZITOの事例では、ユーザー数の減少、収益化戦略の不備、技術的課題、競争の激化、コミュニティ形成の失敗など、複合的な要因がサービス終了を招きました。この経験から、以下の教訓を得ています:
ユーザーエクスペリエンスの最適化
差別化戦略の確立
コミュニティの深耕
新プロジェクト「未来の農業 on Roblox」のローンチ
プロジェクト概要
今回、Metagri研究所はRobloxプラットフォーム上で「未来の農業シミュレーション」を10月7日よりローンチ予定です。このゲームは、プレイヤーがバーチャル空間で農業を体験しながら、実際の農業ビジネスと連携する新たな試みです。Robloxの広範なユーザーベースと高いエンゲージメントを活用し、農業の魅力を広く伝えることを目指しています。
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Robloxを選んだ背景
Robloxは、特に若年層に人気の高いメタバースプラットフォームです。
特に、以下の理由からRobloxを選択しました:
広範なユーザーベース:若年層を中心に多くのユーザーが存在し、新たなアプローチを提供するための理想的なプラットフォームです。
参考:https://note.com/noujoujin/n/nd155aa15ea06没入型広告:自然な形での広告展開が可能で、収益化の新たな手段を提供します。
参考:https://note.com/noujoujin/n/n94d37412c9a9ECプラットフォームとしての可能性:大手ブランドが活用する事例から、今後もEC分野での成長が期待されます。
参考:https://note.com/noujoujin/n/nd3315cb07437
成功への戦略
1. プロジェクトの継続性の確保
過去の失敗を踏まえ、定期的な新コンテンツの追加や季節ごとのイベント開催を計画しています。これにより、ユーザーが継続的に訪れたくなる仕組みを構築します。
2. ユーザーの利用頻度向上
インセンティブの提供やコミュニティ活動の強化を通じて、ユーザーが継続的に訪問する動機を提供します。ポイントシステムや限定コンテンツ、定期的なイベントやコンテストを開催し、ユーザーのエンゲージメントを高めます。
3. マネタイズ戦略の確立
多様な収益化手段の導入として、イマーシブ広告やデジタル商品の販売、スポンサーシップの導入を検討しています。また、RobloxのEC機能を活用し、メタバース内での販売を実現します。
4. マーケティング戦略
ターゲット層として、農業に興味を持つ若年層や環境問題に関心を持つ広範な年齢層を設定。SNS活用やYouTubeでのUGC発信、農産物プレゼントキャンペーンなどを通じて、ユーザーの関心を引き寄せます。
5. コミュニティ活性化
Discordを主体とし、プレイヤーとの交流やフィードバックを重視します。ユーザーの意見を反映し、ゲームの改善と進化を継続的に行います。また、プレイヤー同士の交流を促進する機能を導入し、コミュニティの一体感を高めます。
未来への展望
サービスローンチ後は、日本の四季を反映したゲーム内イベントやキャンペーンを実施し、ユーザーの興味を持続させます。例えば、秋には「お米収穫祭」を開催し、冬には「みかん収穫祭」など季節ごとの特別なイベントを通じて参加を促進します。また、食料危機や米不足といった社会的課題への意識を高め、メタバースを通じた解決策の提供を目指します。
Roblox でのメタバース展開は、まだ新しい試みですが、これまでの挑戦から得た経験と教訓を活かし、継続性、ユーザーエンゲージメント、マネタイズ戦略を強化しています。失敗から学び、改善を重ねることで、農家とテクノロジーの融合を実現し、新たな価値を提供できると確信しています。
Discordコミュニティで先行公開しているので、ぜひ、ご参加いただけると幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!