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高校生インターンの応募が殺到した3つの理由
現在、web3コミュニティ「Metagri研究所」や私の会社において高校生インターンの採用を進めておいます。すでにMetagri研究所というweb3コミュニティにおいてコミュニティ運営支援人材1名の採用を決定しました。
今回は、コミュニティの運営支援とは別枠で、私が手掛けているメタバース関連の仕事で、高校生インターンの公募をかけました。その結果、インターン生紹介企業から、条件に当てはまる方の応募が殺到したという報告が入りました。
なぜ今回の高校生インターンの応募が殺到したのでしょうか?
ここでは、3つの観点から紹介していきます。
1. ZEPETOを活用したマーケティング支援というテーマ
今回の高校生インターンの採用テーマは、「ZEPETO」というSNS型のメタバースアプリを活用したコンサルティング支援でした。
ZEPETOは、現在の中高生の間で流行しているアプリで、アバターを通じてコミュニケーションをとることができます。
企業としても、ZEPETOを通じたブランディングやイベントを仕掛けるというニーズがあるため、ZEPETOを使いこなせる人材を求めていました。
高校生にとって、普段使っているアプリを活用したマーケティングの仕事ができるというのは、理想的な仕事に近いのではないでしょうか。
今回のテーマが高校生における市場環境やニーズに沿っていたことが、応募殺到の一因だと考えられます。
2. リモートワークに適した市場環境
現在、通信制の高校に通う高校生も多く、リモートで働ける環境が整ってきています。
私のコンサルティングワークも基本的にフルリモートで行っており、家から手軽に働けるという点が高校生のニーズにマッチしていたのだと思います。
以前は、フルリモートでインターンをするという機会は少なかったかもしれませんが、現在ではリモートワークが一般的になり、高校生にとっても魅力的な選択肢になっているのでしょう。
N高等学校とS高等学校の存在
角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校とS高等学校は、通信制の高校で、合わせて約28,000人の生徒が在籍しています。
これらの高校では、学業以外の時間を自由に使うことができるため、新しい事業にチャレンジしたり、インターンを通じてスキルアップしたりと、高校生の間でもフルリモートでの活動が一般化しつつあります。
このような環境が、高校生インターンの応募殺到につながったのだと考えられます。
3. 明確な報酬体系の設定
今回の高校生インターンの公募では、基本報酬を支払う前提で募集を行いました。時給は1,500円から3,000円の範囲で、スキルに応じて変動します。仮に月間20時間働いた場合、3万円のお給料を稼ぐことができます。
高校生にとって、働きながら給料を稼げる機会はまだ少ないかもしれません。しかし、私がライフワークとして行っているメタバースコンサルティングは、きちんとお金をいただいて行う仕事です。高校生インターンにも、事業の責任を持ってコミットしてもらう必要があるため、しっかりと給料をお支払いしたいと考えています。
採用基準:ZEPETOを使ったマーケティング企画のケーススタディ
高校生インターンの応募が殺到している現状を受け、面談を通して採用を決定していく予定です。しかし、具体的な採用基準についてはまだ詰め切れていないのが現状です。
そこで、面談の際にZEPETOを使ったマーケティング企画のケーススタディを考えてもらい、そのアウトプットを見た上で採用の可否を判断予定です。
そして、当初は1人の採用を考えていましたが、応募が殺到している状況を鑑み、2~3人の採用も視野に入れています。
おわりに
これからの時代、高校生インターンの採用がどんどん一般化していくのではないでしょうか。私自身、これまであまり高校生インターンを考えたことがありませんでしたが、市場環境が整ってきており、優秀な人材がいることを実感しています。
従来の常識にとらわれず、高校生インターンを採用し、新しい仕組みを作っていきたいと考えています。高校生の柔軟な発想力と、ZEPETOを始めとするメタバースアプリの知見を活かすことで、企業は革新的なマーケティングを実現できるはずです。高校生インターンの可能性は無限大です。彼らの感性と情熱を、企業の成長に活かしていくことが、これからの時代に求められているのかもしれません。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。