キャンプブームは既に終わり始めている
「キャンプブームは終わりますか?」
最近ココナラを通じてコンサルさせていただいた方から受けた質問に対して、改めて考えをまとめてみました。
私の考えでは、キャンプブームは既に終わり始めています。確実にキャンプを取り巻く市場は下落していることは間違い無いと思います。
理由はアフターコロナになり、海外旅行を含めたレジャーが復活したからですが、私は今が加熱状態にあるだけと思うので、そこまで悲観的になる必要もないと思います。
まず、キャンプブームがなぜ起きたのか?について考えます。
現在のキャンプブームは、第二次キャンプブームと言われており、1990年代に第一次ブームが起きました。
当時そのブームを牽引した40-50代のファミリーキャンパーの人たちで、今は70-80代となっております。
現在のキャンプブームは同様に40-50代のファミリーキャンパーで、過去ブームを知らない世代や、子供の時に経験された方が牽引をしています。
現在のキャンプブームを牽引する方を第二世代と仮に呼びます。
第二世代がキャンプブームを起こした理由は大きく2つで、都市化、情報社会化から自然回帰への欲望の発生とそれを拡散させてるSNSの発達だと思います。
これらにより第二次キャンプブームが2010年代後半から発生しました。
そしてそこにコロナが直撃し、そのブームが一気に加速しました。
キャンプはコロナ禍で許される唯一のレジャーだったのです。
そのため、本来キャンプにあまり関心の無い方までが参入したため大きな盛り上がりを見せたのです。
上記は定性的な観点ですが、私の顧客層を見てもそうだと言えます。
実際私のキャンプ場でも、2022年ゴールデンウィーク時と2023年ゴールデンウイーク時の顧客属性がかなり異なっていました。
2022年は、徳島の片田舎に全国各地、東京から沖縄までの方が訪れ、キャンプ未経験の方も多く、レンタルテントを借りてキャンプをされていました。
一方2023年は、関西圏が中心で、レンタル品を借りる方は限りなく少なくなっていました。
つまり、本来キャンプに興味がない方は、2023年はみんな海外旅行など他のレジャー移行したと思われます。
そのため、コロナ禍が一気に押し上げたキャンプブームは既に終わっています。
しかし、第二世代の方がいなくなるわけではありません。彼らをターゲットに魅力ある施設を作れば必ず顧客は来てくれます。
ブームによる乱立するキャンプ場の中でどう差別化して勝っていくのか?
キャンプ経営に関わるコンサルティングを「ココナラ」で請け負っておりますので、更に詳しく知りたい方は「hotarumura」と検索してみてください。
キャンプ場の差別化戦略にお困りの方がいらっしゃればぜひご相談ください。
記事が気に入っていただけたら、スキやフォローしていただけると嬉しいです。
Instagramでもほたる村CAMPFIELDの様子を日々アップしております。フォローしていただけると嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?