2024年１２月より「農業体験民宿いますわの宿」開業します。
１２月末より、長崎の旧魚の町団地を活用した「魚ん町+」へ宿泊施設として入居するための打合せやらなにやらでテンヤワンヤしていて、新しい宿の許可は取れたけれど受け入れが整っていなかった。
でつい先日、「上石田のおうち」や「宝乃小宿」の宿を撮影していただいた、高校からの友人の「井上映像工房」の井上直樹さんに遅ればせながら宿の写真を撮影していただいた。
かみさんからは散々私の写真をこき下ろしてダメ出しされていたのだが、だって写真登録しないとAirBnBにアップできないからなどという言い訳も
それにしたってあなたの写真センスは壊滅的だからという・・・まあもっともなのでぐうの音も出ない。
で、今回の「いますわの宿」は今までの宿と違いスタッフが常駐する
私の運営するNPO法人に「南アルプス市地域おこし協力隊」の隊員として参加する「小熊（おぐま）君」に管理してもらう宿なのだ。ここで、農業しながら農業体験民宿も運営してもらい、半農ｘ半宿で新規就農してもらえたらという試みと、今まで甲府の宿については、甲府駅の近くだからお客さんが入るんだという声に、ＪＲ線など線路を持たない南アルプス市ではお客さんが来ないという予測に、なんとか農業体験の場としてお客さんを誘導したいという想いもあって、私の農場のある南アルプス市西野地区のおとなりにある今諏訪地区の空き家を改修して3棟目となる農業体験民宿を開業した。
この家は、ちょっと変わっていて、築100年以上（らしい）西側の古民家の部分と、昭和61年に東側部分を解体して新たにメーカーの住宅を増築しくっつけた旧さと新しさがミックスした建物になっている。
というわけで、西側の古民家棟は本当に昔のままの造りに縁側から日本庭園が眺められる昔の座敷の間が残されている。
2階に上ると、2部屋あるので、それぞれを宿泊室にした。
とはいえエアコンも入っていないので、これから夏までに導入する予定。
1室は洋室でベッド、もう1室は布団を敷く和室タイプにした。
東側の新館に玄関がある
今回は管理人がいるから暗証番号付きのリモートロック何かは後回し
想像する、普通の昭和後半のお住まいという感じです。2階に上がると宿泊室になり
かなり広い洋室なので、エキストラベッドも導入し最大3名まで宿泊可能に
冬場は補助暖房でガスファンヒーターを用意して、まずはこの部屋から貸し出すことに。この部屋にはカギをかけられるようにした。
あとまるまる1棟貸しも可能とする。
２Ｆにはスタッフルームと、洗面台とトイレがある。
１Ｆには台所と食堂、キッチンのシンクは2層にして、部屋の仕切りを付けて独立室として登録。これで飲食業の許可も取った。
飲食業用のキッチンには宿泊客は入れないので、宿泊客が自炊できるミニキッチンを増設予定。とりあえずは朝食のみ提供するＢ＆Ｂスタイルで開始
食堂はこんなかんじ
で、リビングルームがこちら、ピアノを置いて行ってくれたので自由に演奏可能。あと光回線の新開通で家電が割引とかいうよくある家電店の特典を使って、お正月特価の大画面テレビを導入！
で今回の目玉がこちら
リサイクルショップの商品だが、つい最近12年ぶりにモデルチェンジしたのだが、まだまだ現役のパナソニック製の最上級マッサージチェア
「リアルプロ」 EP-MA85Mを設置
メーカー説明によると
「おしり揉ねつ」でお尻のコリをほぐし、腰までラクにする機能。
「もみ味セレクト」「肩上かたうえリラクゼーションマッサージ」搭載によりもみ味のかたさが選べ、肩上をしっかりほぐせる機能が付いている。
こいつで大画面テレビを見ながら。リラックス
あとはお風呂とランドリールーム
宿の定員は10名で許可が下りたのですが、部屋数からすると
こちらの宿は、今までの山梨へのインバウンド観光のお客様の受け皿と共に、農繁期の農業研修生や、リゾートバイトなどを希望する方の宿泊所としての機能も期待している。とはいえまだまだ設備面でも不十分な所もあるので、これからも少しづつ手を加えていく予定の宿であります。
「農業体験民宿いますわの宿」
山梨県南アルプス市下今諏訪496-1
Airbnbで予約を受付けています。