【動画付き:ナイトセミナー】PSwにおける力学的要素と臨床でみるポイント
【セミナーテーマ】
PSwにおける力学的要素と臨床でみるポイント
〜前足部支持での蹴り出しと重心コントロール〜
【概要】
● 資料・動画:添付済み
【セミナー内容】
歩行周期においてこのPSw期は次の遊脚期(振り出し)の移行において最も重要なフェーズとなります。
遊脚期の役割は前方への推進力として、歩行速度や歩行耐久性との関連性も非常に高く、歩行の自立度においても重要視される部分です。
なぜ前方推進力において、この立脚後期となるPSwが重要視されるかというと、近年では、長下肢装具を用いた立脚後期を作る重要性をよく問われます。
その際に言われるのが、足関節背屈・股関節伸展位の肢位で、これらはTLA(trailing limb angle:後ろ足の角度)として表されます。
TLAとは:第五中足骨頭と大転子へのベクトルと垂直軸のなす角度
皆様は、遊脚期に重要な前方推進力は主に、足関節底屈筋がイメージされることが多くありませんか?
しかし、力学的モデルにおける考察では、歩行速度を増加させていくと、推進力への寄与率は足関節底屈筋に対してTLAが2倍の値を示したと報告されています(Hsiao H, 2015)。
つまり、推進力の増加にはこのTLAの寄与が大きいことが示唆されました。
では、このTLAを獲得するためには何が重要になるのか?
合わせて足関節底屈力を高めるために臨床上大事なポイントはどこにあるのか?
これらを考えた場合に、実は足関節底屈における随意運動だけでなく、足趾による蹴り出しやMP関節の伸展の可動性などの重要性が臨床上とてもよく感じられます。
今回は、このように立脚後期において重要な足部・足趾の機能について、実際の症例における問題点なども交えながら、リハビリにおける治療のポイントもお伝えしていきたいと思います。
【こんな人におすすめ】
・歩行の治療に悩む人
・歩行分析において何をみれば良いかがわからない人
・治療のバリエーションが少ない人
・歩行の力学的要素が苦手な人
【サンプル動画】
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