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介入時の姿勢をどうやって選択する? 〜運動麻痺の介入で考えること①〜

本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます!

第259日目を担当します滋賀県の田舎から大阪の職場へ通っている介護者セラピストのコバです。
自宅で祖父の介護をしていますが、祖父の脳出血時のリハビリをきっかけに現在は運動麻痺についてブログを書いています。

コバが書いた運動麻痺についての臨床BATONの記事はこちらからどうぞ!
#臨床BATON麻痺


これまでは運動麻痺の知識や評価についてブログを書いてきました。
前回は『運動麻痺の介入のために筋のことを考える② 〜筋収縮のメカニズムから筋の状態を知る〜』を書いています。

今回は、運動麻痺の介入時の姿勢をどうやって選択しているのか?
について僕自身の考えを書いていきたいと思います。

みなさん、運動麻痺の患者様の随意運動の練習をする際にはどのような姿勢で行っていますか?

自分の職場を見ていて
運動麻痺に対して直接的に随意運動の練習、筋力増強を行うことは増えていることを嬉しく思い、
その反面でリハ室で無条件にベッドに寝てもらい背臥位で運動をする…
という流れをみてこれでいいのかな?
と日々感じています。

僕自身はもちろん背臥位で運動を行うこともあれば、座位・立位を選択して随意運動の練習を行っていることが多くあります。
背臥位での練習がダメと言っているわけではなく、
みなさんがどのような考えでその姿勢で練習を行っているのか?
これが最近興味があります。

特に1〜3年目の方では随意運動の練習をする際の姿勢の選択方法まで気が回っていない…
どう考えていいかわからない…
という方も多いのではないかと思いますので、
どう考えればいいか、介入方法のバリエーションが増える等といったことの参考になればと思います。
今回のブログでは随意運動のレベルと姿勢の特徴の2つの視点から考えていきます。


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