睡眠で変わる! 良質な睡眠とその方法
本日も臨床BATONをご覧下さりありがとうございます。
554日目を担当します。MIZUです。よろしくおねがいします。
私自身、夜更かしすることが多く、翌朝に目覚めが悪かったり、身体がダル重な状態で仕事に行く事があります。
しかしそんな状態では集中力を欠いたりすることにつながり、パフォーマンスの低下につながります。またリハビリや介護においても、昼夜逆転や傾眠著明など阻害因子になることが多いです。そのため、今回は睡眠についてお伝えします。
はじめに
日本人の睡眠時間は欧米と比べると短く、特に女性ではその傾向が顕著に表れているというデータがあります。また、厚生労働省のデータによると、現在、日本人の5人に1人は、睡眠時に何らかの障害を抱えています。時間が不足しているばかりか、内容にも問題があると考えられる睡眠。しかも睡眠不足は、高血圧や糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病の原因になるともいわれています。
病院で行われる治療…食事療法・運動療法・薬物療法も十分な効果を得るためには良質な睡眠という土台が必要となります。
また睡眠は免疫増強過程とも密接に関わっています。毎年、冬になると【インフルエンザワクチン】を接種すると思いますが、ワクチンはウイルスの病原性を弱めたものです。それを打つことにより免疫をつけるのですが、ノンレム睡眠は生体防御や免疫増強の一翼をになっています。眠ることで感染症からの回復も早まります。
ワクチンの効果を発揮するために、接種前日の睡眠をしっかりと確保しておくことが必要だと言う事でした。次回からは前日の睡眠を意識して接種に臨みたいと思います!
短時間睡眠(6時間未満)の悪影響
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