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患者様のQOLについてICFの観点から考える

本日も「臨床BATON」にお越しいただこのブログを読きありがとうございます!
367日目を担当します、ミッキーです。

カタールワールドカップ開催中ですが、皆さん見ていますか?
一昨日は決勝トーナメント1回戦で日本代表はクロアチア代表に残念ながら負けてしまいました(22年12月7日記載)。
試合後のインタビューを見ていると『4年間、ベスト16の壁を突破するために日々成長しようと頑張ってきた』という趣旨の発言が多く、「自分は日々成長していたかな…効果が出ているのか出てないのか曖昧なリハビリを日々惰性で患者様に行っていたな…」と感じました。
サッカー日本代表は負けてはしまいましたが「自分も日々成長するため頑張っていこう!」と考える機会にもなりました。

◇はじめに

今回は「患者様のQOLについてICFの観点から考える」というテーマでお伝えしていきます。

生活期の病院に勤めている僕は外来患者様と接していて「外出するのが難しいので家にいることが多い」、「腰や足が痛いため、遠くへ行ったりできない」という話を聞くことがあります。
患者様のQOLの低下にもつながる話です。

そういう話を聞くと大変さやストレスがあるであろうことを察することはできても、患者様がどんな気持ちであるのか本当に理解することは難しいです。

「それまでできていたことができなくなる、できなくなったから外出しない」というのはどれほどのものなのでしょうか。

ただし、このブログを読むと「患者様のQOLの向上につながる!」といったものではなくあくまで関連を考えるといったものなのでご了承ください。

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