なぜ家から出ないのか!? ~閉じこもりの方々の支援を考える~
臨床BATONをご覧いただきありがとうございます!理学療法士の駿太と申します!
先月までは半側空間無視のリハビリについて記載させていただきました。今回は内容を大きく変え、「閉じこもり」について記載したいと思います!よろしくお願いします!
私は以前、訪問リハビリとして、在宅の現場で働いていました。その際、支援するのが難しいなと感じたのが、この「閉じこもり」の利用者様達です。
訪問リハビリでは「閉じこもり」の状態を脱却させ、通所系サービスや外出、地域活動へ繋げていくことを目標として関わることも多いです。
しかし、「通所に行きたくない!」「外になんか出なくても良い!」と話され、なかなか閉じこもり状態から抜け出すことが困難な事例を数多く経験しております。
閉じこもりになる理由は、利用者様によってそれぞれと思われますが、とにかく「外へ繋げることが難しい!」と感じることが多かったのが、在宅・生活期の現場でした。
そこで、今回は閉じこもりとなる原因や対策についてまとめていきたいと思います!
■閉じこもりとは?
そもそも、閉じこもりとはどのような状態を言うのでしょうか?
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