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無料コラム〜スペシャリストとゼネラリスト〜

こんにちは!
臨床BATONにお越しいただきありがとうございます!
547日目を担当する理学療法士のシミーです!


本日は無料コラムになります。
テーマは『スペシャリストとゼネラリスト』についてです!


皆さん、スペシャリストとジェネラリストをご存知でしょうか?

スペシャリストとは、特定の分野に詳しい知識や技術を持つ専門家を指します。

ゼネラリストとは、幅広い知見や能力を持つ総合力のある人材を指します。


セラピストに限らず、日本の社会では就職した後に様々な経験を積んでゼネラリストを目指すことが多いと言われています。そこからスペシャリストとして専門的に進んでいくことも多いかと思います。

セラピストでは協会が指定する認定理学療法士や専門理学療法士といった資格がスペシャリストに該当する部分になるわけです。

セラピストとして生きていく上で、ゼネラリストであることは必要不可欠だと思います。それを踏まえた上で、さらにキャリアをアップしていくならばスペシャリストを目指すべきです。

現代社会は細分化されており、医療に関しても例外ではありません。

リハビリテーションと一言では表すことができないほどに幅は広く深くなってきています。全てを網羅することができない中で、「この部分だけは自信を持って対応できる!」というものがあれば非常にその人のストロングポイントになるのです。

ゼネラリストが不十分な訳ではありません。リハビリテーションを担う専門家としてゼネラリストであることは非常に重要なことです。資格を取得して臨床に飛び出したらまずはゼネラリストとして活躍することが目指す方向だと思います。

また特殊な病院や施設(特定の分野しか扱わない場所)ではスペシャリストとして研鑽していくこともあるのでは無いでしょうか。そのような選択肢があってもいいと思います。

私が最初に働き出した病院は地方の一般病院の回復期病棟でした。田舎ですので、患者様の疾患も多岐に渡り(人工関節置換術後、骨折術後、脳卒中、脊髄損傷、脊椎手術後、廃用症候群など)、満遍なく対応することが求められる場所でした。僕自身は最初にそのような場所で経験を積むことができて良かったと感じています。


働く場所により求められる能力は変わってきます。病院なのか施設なのか訪問なのかで求められることは違うのです。

自分自身がスペシャリストではないということで気にする必要はありません。

私も自分のことをスペシャリストとは思っていませんが、自分自身に何ができるのかということは把握できています。

この先20年以上生き残っていくセラピストになるためにスペシャリストになる必要はあると感じていますので日々研鑽していきたいと思います。

皆さんもご自身のキャリアについて考える一つの視点としていただければ幸いです。


本日は最後までご覧いただきありがとうございました!

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