見出し画像

ストレスのない環境も注意!ストレスをうまく活力にしよう

本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
553日目を担当します、ミッキーです。

僕のブログでは日々リハビリを行っている中で、感じたことを共有していく、疑問に思ったことを調べて共有していくといったものになっています。

◇はじめに

僕が担当していた患者様(ここではAさんとします)についてこういう話を聞いたことがありました。
担当STさん
「高次脳機能の検査ってけっこう多くあって、健常者であってもストレスを感じたりすることもあるんですけどAさんは淡々と答えていてストレスをあまり感じてないようにみえました。」

その話を聞いて「ストレスを感じない」ということで問題はありそうだけど、具体的にどんな問題があるのかな~と疑問に思いました。
そこで、ストレスを感じにくいことでどんな影響があるのか、調べてみました。

ストレスが強いことによる影響に関してはこちらのブログもあるので読んでいただけると嬉しいです。

◇ストレスとは

ストレスとは次のように定義されています。

外部からの刺激などによって体の内部に生じる反応のこと。その原因となる外的刺激(ストレッサー)とそれに対する私たちの心身の反応(ストレス反応)とを合わせてストレスと呼ばれることもある。

ストレス,e-ヘルスネット,厚生労働省,2024年10月6日, https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-031.html

ストレスの原因となる外的刺激(ストレッサー)は以下のような分類があります。
➀物理的ストレッサー:暑さや寒さ、騒音や混雑など
②化学的ストレッサー:公害物質、薬物、酸素欠乏・過剰、一酸化炭素など
③心理・社会的ストレッサー:人間関係や仕事上の問題、家庭の問題など

普段私たちが「ストレス」と言っているものの多くは、この「心理・社会的ストレッサー」のことを指しています。職場では、仕事の量や質、対人関係をはじめ、さまざまな要因がストレッサーとなりうることが分かっています。

ストレス軽減ノウハウ,心の耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト,厚生労働省,2024年10月6日, https://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/

◇ストレスがない環境は良いことなのか??

ここから先は

1,635字 / 1画像

¥ 200

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?