認知症とリハビリテーション~認知症介入のススメ!介入に役立つ7つのポイント!~
みなさんこんにちは!
第535日目を担当する、作業療法士のMIZUです!
本日のテーマは『認知症』です!
今回は認知症の患者様に対するリハビリテーションについて、7つのポイントをお伝えしていきますので最後までご覧ください!
はじめに
・リハビリにとって認知症はリハビリテーションの阻害因子になるといわれています。認知症高齢者であっても週3回以上の高頻度の運動を行うと認知機能の維持・向上や認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)が軽減するといわれています。
・動物実験では、運動による脳機能向上のメカニズムとして神経伝達物質や神経栄養因子の増大、
神経及び血管新生の促進します。
・人においても中~低強度の運動により健常高齢者の認知機能低下のリ
スクを35%低減したとの報告やアルツハイマー型認知症の発症リスクを45%脳血管性認知症の発症リスクを38%軽減したとの報告があります。
・運動と認知機能の関係には数多くの報告があり、ウォーキングを継続して実施することで前頭葉のボリュームが増大するといわれています。
👉このことから、認知症患者に対して、周辺症状改善や、認知症リスク軽減にリハビリが大きな役割を持っています。
しかし認知症患者の場合、リハビリ拒否をはじめ、動作時の注意点を説明してもすぐに忘れてしまったり、運動療法の指示に対してなかなか理解できなかったり、思い通りに進まないことも多いとおもいます。そのため、多くのセラピストは認知症をリハビリの阻害因子ととらえがちではないでしょうか?
👉私もはじめは認知症があるから…と諦めることがありました。しかし最初、拒否される患者がしばらくした後にリハビリに応じてくださる症例も(最長3ヶ月後くらい(笑))経験しました。諦めずあの手この手を駆使することにより糸口が見つかると考えています。
・・・認知症の介入には、7つのポイントがあります。これを知ることで介入もしやすくなるのではないかと思い今回、ご紹介をさせて頂きます。
リハ介入に役立つ7つのポイント
~介入前のポイント~
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