脳卒中後の不動にどう対応していくか?
本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
343日目を担当します、一昨日、新型コロナワクチンの接種をしてしまい、微熱とだるさのなかで執筆作業をすることになり、ものすごく後悔しているミッキーです。予定は詰め込み過ぎるもんじゃありません💦
よろしくお願いします。
◇はじめに
今回は脳卒中後の不動について考えていきます。
僕は生活期の病院で勤務しており、脳卒中を発症し、回復期病院を退院後、当院の外来・デイケアに通っている患者様のリハビリをする機会が多くあります。
担当の患者様から「麻痺した手はあまり動かしてないなあ」、「家にいることが多い」、「外出の機会が少ない」という言葉を聞くことが多いです。
そうしたときに、「動かないとより体が弱ってしまいますよ、体を動かした方がいいですよ」とはお伝えしていますが改善が難しいのが現状です。
そこで不動とは何か、不動によってどんなことが起こるか、なぜ起こるのか?不動にどう対応していくかについて考えていき、リハビリに活かせるようにしていきたいと考えました。
◇不動とは
そもそも不動とはどのようなことを指すのでしょうか。
以下に示されています。
このブログでいう「不動」は回復期以降の脳卒中なので
2つ目の内的要因による無動・不動と捉えていきます。
また、上記の区分でいうと不動・廃用に至る時間は緩徐で、主な原因は不活発、予防は生活様式となります。
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