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顎関節と姿勢(筋肉編)〜顎関節のアプローチで円背姿勢が変化する⁉︎〜

皆さんこんにちは😆🎵🎵

臨床BATON 263日目を担当します、急性期でスーパーSTを目指すyuccoです。
S Tの仕事と育児、脳外臨床研究会での活動に奮闘中です♪
脳外臨床研究会の活動の一つ、脳外臨床研究会山本秀一朗のセミナー動画(20分)とセミナーレポートをまとめたnoteはこちらからどうぞ💕
新人教育や日々の臨床の悩みのヒントが見つかるかも❣️


また、今までのyuccoが書いた臨床BATONの記事はこちらからどうぞ↓
#臨床BATON スーパーST

《はじめに》

皆さんは、臨床において、顎関節運動を評価・治療することはありますか?

顎関節にアプローチすると、口腔や舌の変化だけでなく、頸部のアライメントや姿勢が変化することを目の当たりにして大きな可能性を感じました。

STとしては、顎というと、「開閉口運動」「咀嚼運動」を評価することが多いと思います。
実は、顎関節の運動は、嚥下時の咀嚼運動だけでなく、全身に影響しており、立位・座位姿勢や全身の運動機能まで変えてしまうのです。

今回は顎関節の運動に必要な筋活動の話を伝えます。
次回以降に顎関節の運動、顎関節の治療の記事を楽しみにしていてください!!
これらのことを理解して治療すると、嚥下や発声に大きく影響する円背姿勢の変化を感じることができます。

《顎関節の運動に必要な筋肉(開閉口)》

下顎は、咬筋・側頭筋・内側翼突筋によって上顎に引きつけられる形で閉口しますが、閉口動作と比べ開口動作は少し複雑です。

小さく開口するときは、下顎には重力が作用して、特に開口筋群が活動しなくても開口します。さらに開口しようとする場合には、舌骨下筋群により舌骨が固定された状態で顎二腹筋などの舌骨上筋群が下顎を下方にひき、下顎頭の回転運動で開口が可能です。

大きく開口するときには、回転運動だけでは咬筋の伸長範囲を越えてしまうため、顎関節が外側翼突筋によって前方へ移動し、下顎頭全体が下前方へ滑走します。
これにより、下顎頭に起こる回転運動だけでは開かないところまで開口が可能です。

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