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廃用症候群 症例アプローチ(輪投げ編)
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。594日目担当のジュニアです。
前回廃用症候群の患者さまの一例を提示させて頂きました。今回もその患者さまに対するアプローチで良い経験が出来き、なぜそうなるのか考える機会がありました。この機会にお伝えさせて頂けたらと。
輪投げ前方へのリーチ動作
前方へのリーチ動作の目的は何か考えることがよくあります。最初のころは輪投げを入れることで股関節屈曲運動が出て、重心を前方へ誘導することが出来ると考えていた。しかし、何回も繰り返すが思っているような動作に繋がらないことが多かったです。
ここから考えられることは立ち上がり動作において前方への重心移動を促すのに前方へのリーチ動作だけでは不十分でありました。なぜなら、股関節がただ屈曲しているだけになってしまっていることが多いからです。
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