治療効果を出すための考え方
おはようございます(^ ^)
本日も臨床BATONへお越し頂き、ありがとうございます。501日目を担当するのは理学療法士のゆーすけです。
経験が浅くて引き出しが少ない中で患者様を担当していくのは自信がないと思います。
「1年目で何から勉強したらいいかわからない…。技術がなくて自信が持てない…。どんな事を考えて臨床をすればいいかわからない…。」
こういった疑問にお答えします。
★はじめに
若手の頃を経験が浅く、患者様一人一人の症状の違いに自分の立てた治療プランがヒットせず頭が真っ白になったり、どのように進めていけばいいかわからず混乱の連続ではないかと思います。
治療技術を磨くことは必要と頭の中ではわかってても、すぐに身につくものではないし、かといって目の前の患者様は待ってくれないというジレンマが起こることも多いのではないでしょうか。
そこで今回は現状で治療効果を最大化させるための考え方について、整形外科領域での臨床を中心にお伝えしていきたいと思います。
★治療効果をだすためには?
まず始めに治療効果がでるという定義づけをしていきたいと思います。
整形外科領域では主症状の主となるのは「疼痛」、「しびれ」、「可動域制限」が活動制限、参加制限を来していることが多いため、疼痛・しびれ・可動域制限が改善し活動・参加制限が解消され再び適した状態に戻ることと定義づけたいと思います。
疼痛・しびれ・可動域制限を改善させるためには治療技術は必要になってくるのは間違いありませんが、少しずつ少しずつ身につけていくものなので時間を要します。
自分自身も治療技術が全てだと技術系のセミナーに足繁く通うこともありました。
しかし、実際の臨床場面ではそれが治療効果として結果が出ることもあれば、出ないこともあります。
なぜなら患者様の疾患と症状は人それぞれ異なります。
治療効果を出すためにはこのような考え方が必要と考えています。
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