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高次脳機能障害における就労支援とは
本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
461日目を担当します、ミッキーです。
僕のブログでは日々リハビリを行っている中で、感じたことを共有していく、疑問に思ったことを調べて共有していくといったものになっています。
◇はじめに
生活期の病院に勤めていると時折、40代~50代の患者様が入院されることがあります。
40代~50代というとこれからも収入が必要な年代です。
高次脳機能障害のある患者様ですとより難しくなります。
そんななかで復職や就労まで考えられずリハビリを行ってしまい、復職や就労につながらず退院してしまってセラピストとして反省したこともあります。
そこで今回は就労支援について知っておくべきこと、リハビリで何ができるのかについて簡単にお伝えしていきます。
◇就労支援について知っておくべきこと
➀幅広い支援が必要であること
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就労支援には様々な主体が関わることが大切です。
医者や看護師、リハビリ職といった医療職の支援に加えて、社会福祉士(ソーシャルワーカー、生活支援員)、就労支援担当者といった医療職以外のメンバーの幅広い支援が必要になってきます。
それだけ高次脳機能障害の患者様の支援は難しい場合があるということです。
②家族の障害理解の促進、対応方法の指導などがとりわけ重要であること
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