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廃用症候群から視える色々な症状
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。
586日目担当のジュニアです。
本日は廃用症候群について書いていきます。臨床においても廃用症候群と聞くと大体イメージがつくのではないでしょうか?しかし、中には廃用症候群となった背景が大きく関与していることもあります。なので、今回は廃用症候群についてと1症例について記載していきます。
廃用症候群とは
廃用症候群(はいようしょうこうぐん)は、長期間にわたって身体の一部を使用しないことで、筋力や関節の可動域が低下し、心肺機能や代謝機能にも悪影響を及ぼす状態を指します。この症候群は、ベッド上での長期療養や動けない状態が続くことで発生することが多いです。
臨床においても廃用症候群の患者さまに出会うことは多いです。しかし、自分自身新人の頃は廃用症候群に関してあまり深く考えていなかったように思います。ただ、安静にしている期間が長くなり筋力低下が起こった、関節可動域制限が出現した、全身の持久性が低下したなどの考え方多かったです。
それが合っているか間違っているかではなく色んな要素を頭に入れておくことが大切であると考えています。
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