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杖歩行と独歩では何が違うのか? ~評価・アプローチまでを考える~

本日も臨床BATONへお越しいただき、ありがとうございます。
最近は自分でコーヒー豆を挽きながらコーヒーの香りと味を堪能している281日目担当のPTジュニアこと吉岡勇貴です(^-^)コーヒーの香りだけで結構癒されます!(笑)

★はじめに


前回、前々回から歩行補助具について書いてきました。今回は臨床で杖歩行は出来るが独歩となると困難となるケースが度々あるのか疑問に感じる事がよくありました。
『下肢や体幹の筋力が弱いからだ』『そもそもバランスが悪い』と考えて治療に臨む事が多かったように思います。しかし、下肢・体幹の筋力強化練習をずっと行ってきたが独歩に繋がらなかったり、バランス練習するも同じような結果となっていました。
そこで杖歩行と独歩では何が違うのかを考えました。違いがあるから結果も違ってくるからこそ、何が足りないかを評価した中で治療していく必要があります。

★杖歩行と独歩の違い
*支持があるかないか
*歩行スピード
*上肢の使い方
*難易度の違い
*支持基底面の広さ
*安定性
*物品を使っているかどうか
*歩行リズムが違う
*下肢・体幹筋力の違い
上記の事を列挙してみましたが同じような内容になっていくものを考えていくと下記のようにまとまりました。

①支持があるかないか
②歩行スピード
③上肢の使い方(腕の振り)
④歩行リズム
⑤下肢・体幹筋力の違い?
私自身が感じた違いであり他にも違う点はあるかもしれませんが、ここも違うと思いますというようなご意見あれば是非コメント頂けると幸いです。新たな視点で考えられる事でまた患者さんに還元出来るからです。

まず、最初に考えていくのは支持があるかないかについてです。

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