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歩行の立脚中期でのあるある問題?

本日も臨床BATONへお越し頂きありがとうございます。
567日目担当のジュニアです。

本日は歩行の中でもよくあるある立脚中期の問題点についてです。
立脚期で重心を持ち上げる時に立脚期での股関節伸展運動をしていませんか?
私自身は下記のようなことを反復してやっていました。


この反復運動では歩行の立脚期中期で(Mst)重心を持ち上げる事は出来ない事が多いと臨床を通して感じる事が非常に多いです。

なぜ、反復運動を繰り返すかというと歩行中に立脚中期に重心を持ち上げるアシストを行う事で歩行がスムーズになるからだと考えられたからです。

しかし、アシストが無くなり自己で歩いてもらうと重心を持ち上げられないという現象が出てくる症例が多いです。
それは現象に対するアシストで変化をもたらすことは出来たが、足りない要素に対してアプローチが出来ていないケースが考えられます。
 
だから、注目すべきは初期接地期(IC)~荷重応答期(LR)で、ここでの状況が立脚中期(Mst)に大きな影響を及ぼすからです。

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