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無料コラム~私の失敗談~

本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
589日目を担当します、ミッキーです。

今回は無料コラムとして「僕の失敗談」を書いていきます。

ある日、入院患者様として男性、80代の呼吸器疾患、廃用症候群傾向の方を担当することになりました。

呼吸器疾患があり、動くのがしんどいためか
「リハビリはここ(ベッドサイド)で手足を動かすだけにしてほしい」

といった要望を言うことが多かったように思います。

呼吸器疾患もあるし、高齢のため、しんどいのは仕方ないのかなと感じてご本人の要望に沿ったかたちでリハビリを行っていました。

それでも廃用症候群の傾向があり、下肢の筋量が減少していたので「何とか動いてほしい」という気持ちがありました。

そのため、「動かないと体力が落ちてさらに動けないようになりますよ」と強めの口調で言ってしまうこともありました。

そんなかたちで数週間が過ぎたある日、患者様に医師の診察があり、その後、車椅子に座って過ごしていました。

看護師さんから「ちょうど車いすに座っているし、リハビリ室に連れていったら?」と言われ、深く考えずに「そうですね、下に連れていきましょうか」と応じて戸惑う患者様をリハビリ室に連れていき、リハビリを行いました。

その後、他のセラピストを通じて患者様から「担当の交替をしてほしい」という要望があり、担当交替をすることになりました。

この失敗談からは
・リハビリ室に行くべきだったか、ベッドサイドで行うべきだったか自分でしっかり考えればよかった
・患者様に聞くべきだったのではないか
・患者様にもっと共感、寄り添う気持ちが足りなかったのではないか

という反省を持てました。

実際、これ以外にも担当交替やリハビリNGを言われることがけっこうあり、OT9年目なので結構悩むところがあります。

患者様とのコミュニケーションに問題があるのかなーとは感じており、失敗を活かしていけるように日々頑張っていけたらいいのかなとは思っています。

以上で今回のコラムを終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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