見出し画像

意識障害のリハビリテーション

皆さんおはようございます🌞
459日目を担当する理学療法士のシミーです!

私の記事では、臨床12年の経験をもとに、患者様の状態をどのような視点で考えていくのかということをメインにお伝えしています。How towよりも、“考える”という部分にフォーカスした内容になっております。私自身が新人時代に臨床で理解できなかった経験からどのように考えていけば解決の糸口が見えてくるのかということをお伝えしていきます!興味がある方は是非最後まで読んでください!


本日のテーマは「意識障害のリハビリテーション」です!

皆さんは、意識障害に対するリハビリテーションと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

過去にも意識障害についての記事は書いていますが、今回はリハビリテーションを進める上でどのようにすればいいのかということにフォーカスした内容になります。


▶︎リハビリテーションの目的

意識障害に対するリハビリテーションの目的は、大脳皮質を機能させることにあります。
人が活動していく上で、脳が働かなければ筋肉のコントロールはできません。思考することもできません。

当たり前のことですが、脳卒中の患者様はここからアプローチが必要な方も多いのです。

「意識」は神経心理ピラミッドから見ても一番下の土台となる部分に当たります。何事も土台がしっかりしていなければ成り立つことができません。

ここから先は

2,856字 / 5画像

¥ 200

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?