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肉離れについて 〜筋肉の形態的特徴から考える〜

おはようございます(^ ^)

本日も臨床BATONへお越し頂き、ありがとうございます。

313日目を担当するのは理学療法士のゆーすけです。


肉離れについて病態や対処法、復帰の目処がよくわからない人

「肉離れってそもそもどんな状態?…。なぜハムストリングスが多いの?…。ハムストリングスの中でも外側ハムストリングスが多いのはなぜ?…。再発が多いのはなんでろう…。」

こういった疑問にお答えします。

★はじめに

肉離れはスポーツ現場で発生する頻度が多く、セラピストとしてスポーツに関わっている方やお子さんがスポーツをしていてスポーツ現場に触れる機会、または趣味としてスポーツをしている方など、病院でのリハビリ以外で遭遇する可能性のある疾患ではないでしょうか。
逆に言うと臨床現場では遭遇する頻度は比較的少ないかもしれません。
しかし、セラピストとしてではなく子供のスポーツ現場や自身の趣味としてのスポーツ現場で遭遇して場合に「肉離れ」がよくわからないとなると、どう対処していいかわからず戸惑ってしまいす。

今回は肉離れを「筋の形態的特徴」から考えていき、どのような状態にあるのかを理解していけたらと思います。

★肉離れとは

筋肉が伸ばされながら収縮すると、筋力に負けて部分断裂を生じる」    
                           (日本整形外科学会)

自家筋力または介達外力によるものを含め、抵抗下に筋力が過伸展されて発症するもの」      (国立スポーツ科学センタースポーツ医学研究所 奥脇 透)

運動中に筋線維が過伸展となり、痛みを生じる。急激な強い筋収縮を行うことで筋線維を損傷
                            (PTジャーナル)

肉離れを調べていく中でいくつかの定義が示されていました。
上記で示されている定義からは言葉は多少違いますがどれも同じような内容です。
まとめると、筋肉が伸ばされながら収縮した時に損傷する。つまり遠心性収縮で発生する。
筋肉を他動的にただ引っ張っただけでは肉離れは起こらないということです。


★肉離れの好発部位

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