【小説】執行者 #08
第八話:抵抗の報酬
エルドラド共和国大統領執務室。重厚な木製の机に置かれた報告書に、マクシミリアン大統領は険しい表情を浮かべていた。それはルミナス聖国からの公式な報告書。隣には、執務室の空気をさらに重くする、二枚の絵の写しが添えられていた。
静寂を破り、執務室の扉が開く。リヒャルト公爵からの報告書を携えた諜報員が、足音を忍ばせて入室する。彼は執務室に集まったエルドラドの重鎮たち、国防大臣、商務大臣、そして情報局長アルベルト・ローレンハイドに歩み寄り、背筋を伸ばして深々と頭を下げた。
「公爵閣下より、報告書が届きました」
諜報員は、緊張した面持ちで報告書を国防大臣ヴィクトル・ガーデニアに手渡す。ヴィクトルは報告書に目を走らせると、その内容に眉をひそめた。
「やはりか……しかしこれは……」
報告書には、榎戸慶太の特徴と一致する人物が率いる盗賊団がルミナス聖国の豊穣祭にて大規模な放火および強盗をしていたこと、そして騎士団によって鎮圧されたことが克明に記されていた。
さらにその証拠として、二枚の絵の写しが同封されていた。
一枚目の絵は、盗賊団のアジトと思しき場所を描いたものだった。薄暗い室内には、無数の武器が壁に不気味に飾られ、テーブルの上には金貨が山積みになっていた。そして首のない死体が、アジトの中一面に無残に転がっていた。
二枚目の絵は、椅子に座ったまま首を落とされた男の姿を描いたものだった。その男の顔は紛れもなく榎戸慶太だった。血痕が生々しく、見る者の胸を締め付ける。
商務大臣クラウス・ジークフリートは、言葉を失った。彼の目に後悔の色が浮かぶ。
「出奔した榎戸がこんなことに……」
情報局長アルベルトは、驚きを隠せない様子で呟いた。
「まさか、あいつ……本当に盗賊に成り下がっていたとは」
ヴィクトルは絵の写しを睨みつけながら、冷静に分析を始める。
「騎士団ごときが勇者を討伐できたなど……そしてこの戦闘痕、全て首が落とされている。ここまで細かく描写されている割に身体に傷も見えない。ルミナスの騎士がこのような殺し方をするか?」
執務室に重苦しい沈黙が訪れる。その静寂を破り、ヴィクトルが再び口を開いた。
「それから行方不明になっていた二人の勇者、陽向と葵君だが……二人は聖都からエルドラドへ戻る道中で姿を消したそうだ」
その言葉に、駆け落ちの可能性を示唆する者の小声が聞こえる。しかし、誰もが心の底では、もっと不吉な可能性を感じていた。
突如、その静寂を破る怒声が響き渡った。陽向と葵をよく知るクラスメイトたちの激しい反応だ。
「陽向たちがそんなことをするわけがない!」
その声には、怒りと共に悲痛な響きがあった。
「二人は……恋人同士でも何でもありません! バカにしないでください!」
続いて、別の声が切々と訴える。
「私達はこの国のために一生懸命やっています!」
その言葉には転移してからの努力を否定されているかのような悔しさが滲んでいた。
執務室は一瞬にして騒然となる。互いに声を荒げ、意見をぶつけ合う者たち。その混沌の中で、マクシミリアン大統領が立ち上がった。その存在感だけで、室内の喧噪が静まり返る。
大統領は、厳しくも温かな眼差しで一同を見渡すと、力強く宣言した。
「落ち着きなさい!」
その声には、国のトップとしての威厳が満ちていた。
「公爵が調査を進めてくれている。 きっと……」
一瞬の躊躇いの後、大統領は決意を固めたかのように続けた。
「いや、必ず陽向君と葵君を見つけ出して、連れ帰ってくれるでしょう……」
大統領の言葉に、わずかな希望の光を見出す勇者たち。その表情には安堵の色が浮かぶ。しかし同時に、彼らの胸の内では、拭い去れない不安と疑念が渦を巻いていた。
静寂が再び執務室を支配する。しかし今度の沈黙は、先ほどとは違う。決意と覚悟、そして希望と不安が入り混じった、複雑な空気が室内を満たしていた。
**********
三人の勇者を乗せた馬車が、エルドラドに向け森を抜け、渓谷沿いの街道を進む。前回この道を行く時は、胸が期待と緊張で高鳴っていた。しかし今、彼らの表情には不安と焦燥が刻まれている。
椿咲良(つばきさくら)が、ため息混じりに呟いた。
「行きは緊張してて、景色を楽しむ余裕なんてなかったけど……改めて見ると本当にすごい景色ね」
彼女の声には、美しい渓谷の景観を前にしても晴れない憂いが滲んでいた。
槻蒼太(けやきそうた)は、目を伏せ、拳を強く握りしめる。
「聖都から帰る道中忽然と姿を消した……? 一体何が起こっているんだ?」
その言葉には、無力感と自責の念が込められていた。
桜沙織(さくらさおり)も、不安げに声を絞り出す。
「私も心配だわ。二人が無事だといいけど……」
車内に漂う重苦しい空気を察したのか、護衛の冒険者アリアが、落ち着いた声で言った。
「心配するな。国境までお前たちを守るのが私の仕事だ、これでも腕には自信がある」
アリア・スウィフトブレイド。ゴールドランク冒険者のベテラン剣士だ。しなやかな筋肉が滑らかな曲線を描く長身の美女。漆黒の髪を高くまとめたポニーテールは、その凛とした佇まいに一層の気品を添えていた。鋭い眼差しと引き締まった表情からは、日々の鍛錬の痕跡が垣間見える。
やがて、馬車はエルドラド共和国との国境に差し掛かった。アリアは馬車を降り、勇者たちに声をかける。その表情には、わずかな躊躇いが浮かんでいた。
「…この先、国境を越えたらエルドラドの領地だ。 気をつけろよ」
勇者たちは、アリアに別れを告げ、再び馬車に乗り込んだ。三人の表情には、決意と不安が交錯していた。
遠くから、彼らの様子を窺っていたエルドラドの諜報員。三人が無事に出国したことを確認すると、安堵の息をつく。彼は静かに身を翻し、森の奥深くへと消えていった。
**********
三人の勇者を乗せた馬車は森を抜け、渓谷の奥深くへと入っていく。
道の両脇には、切り立った崖がそびえ立ち、谷底を流れる川の轟音が、辺りに響き渡っていた。
道は険しく、馬車は大きく揺れながら、ゆっくりと進んでいく。
「うわぁ……すごい迫力」
咲良の息を呑むような声が、車内に響いた。眼下に広がる渓谷の絶景に、彼女の瞳は輝きを増していた。
一方、蒼太は無言のまま、硬い表情で前方を見つめていた。咲良の感嘆の言葉も、彼の心には届かない。陽向と葵のことで頭がいっぱいで、周囲の美しい景色さえ目に入らなかった。
その時、突如として馬車が激しく揺れる。
「なっ…!?」
蒼太の声が漏れる。
道の前方、進行方向左側の岩陰から、二つの巨大な影が躍り出た。
「あれはオーク!?それも大きい!」
獣じみた咆哮が渓谷に響き渡る。二体の巨大なオークが、牙をむき出しにして馬車に襲いかかってきた。
「御者さん、逃げて!」
蒼太の叫び声が風を切る。御者は顔を歪めながら手綱を引き絞り、馬車は轟音を立てて走り出す。
二人の勇者は躊躇なく地面に飛び降りる。足に衝撃を感じる間もなく、彼らはオークに向き直った。
咲良の瞳に決意の光が宿る。
「行くわよ、蒼太君! 風刃(ゼファーブレード)!!」
彼女の声が高く響く。彼女の指先から解き放たれた風の刃が、空気を切り裂いていく。
その巨体に命中し、深々と肉を抉る。しかし、オークは怯むどころか獣じみた咆哮と共に激しい怒りに燃えているようだ。
「くそっ!」
蒼太の呟きが漏れる。
オークの巨体がその重量からは信じられないスピードで動き出す。ごつごつとした拳が、咲良の顔を目掛けて振り下ろされる。
「危ないっ!」
蒼太の声が裂けんばかりに響く。
咲良の細い腕を掴み、蒼太は渾身の力で彼女を引き寄せる。二人の体が宙を舞う瞬間、オークの拳が地面を強打。轟音と共に、土煙が舞い上がる。
蒼太の目が鋭く光る。
「雷撃剣(サンダーボルトエッジ)!」
彼の剣が青白い光に包まれる。雷鳴のような音と共に、蒼太は一気にオークへ肉薄。剣が空を切り、オークの胸を貫く。
刹那、オークの体が青白い光に包まれる。断末魔の叫びが渓谷に響き渡り、巨体がゆっくりと崩れ落ちていった。
沙織の瞳が凛と光る。「反射バリア(ミラーフォース)!」
彼女の声と共に、空気が歪み、透明な壁が勇者たちを包み込んだ。
その瞬間、もう一体のオークが唸り声を上げながら襲いかかってきた。巨大な棍棒が空を切り、蒼太めがけて振り下ろされる。
「蒼太くん!」
咲良の悲鳴が響く。
しかし、棍棒がバリアに触れた瞬間、目にも留まらぬ速さで軌道を変え、オーク自身に向かって跳ね返った。
「グオオオオオオオォォ!」
鈍い音と咆哮、オークの巨体が宙を舞う。断崖絶壁の縁を転がり、奈落の底へと消えていった。
そして訪れた静寂。
その様子を遠くの岩上から一人の男が冷徹な目で見つめていた。
ニル・ブラウ。
彼の鋭い眼光が勇者たちを捉え、その一挙手一投足を分析していく。
「……スキルのみに頼った戦い方、やはりこちらに来てから日が浅いと見える」
ニルの心に、過去の記憶がよみがえる。兄の身代わりとなり、死線を幾度となく潜り抜けてきた日々。敵対組織の壊滅、刺客との戦闘。武器術、体術、戦略、そしてあらゆる戦闘技術を身に着けた彼にの目には戯れとしか映らない。
冷酷な瞳は、ただ淡々と任務遂行のための情報を収集し続けていた。
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オークの巨体が地に崩れ落ちる。勇者たちの表情に、安堵の色が広がる。
咲良は、肩で息をしながら呟いた。
「…ふう…なんとか…倒せたわね…」
その声には、疲労と達成感が混ざっていた。
蒼太は、周囲を警戒しながら応じる。
「…ああ。 しかし…油断は禁物だぞ。 この渓谷は、魔物の巣窟かもしれない」
彼の鋭い眼差しは、まだ緊張を解いていない。
沙織も頷きながら、小さな声で言った。
「そうだね。 気を引き締めないと……」
三人は、互いの背中を守るように隊形を組み、馬車の待つ場所へと慎重に歩を進める。木々のざわめきに耳を澄まし、不意の襲撃に備える。
歩みを進めるうち、咲良が突然、蒼太に向き直った。その目は輝きを増していた。
「それにしても蒼太君、今の判断は流石だったわ!私、危ないところだった……」
蒼太は、少し照れくさそうに咳払いをする。
「ああ。 咲良は接近戦は苦手だろ?俺が守ってやるさ」
その言葉に、咲良の頬が桜色に染まる。
「もう……蒼太君ったら……」
彼女は照れくさそうに笑い、その笑顔は戦いの緊張を一瞬で和らげた。
そんな二人のやりとりを、沙織は少し離れた場所から見つめていた。彼女の目には、微かな寂しさの色が宿っている。
「二人とも仲が良いわね……」
その呟きに、蒼太は驚いたように振り返る。
「え? ああ、まあな」
彼の声には、戸惑いと、何か言葉にできない感情が混ざっていた。
三人の間に、一瞬の沈黙が流れる。その静寂は、彼らの複雑な心の機微を物語っているかのようだった。
「さ、さ、それより……1体分だけどオークの素材も手に入れたし、冒険者ギルドで売れば贅沢できるわね! エルドラド風ステーキが食べたいわ!ミディアムレアで!」
咲良は、明るい声でそう言うと、歩き始めた。
蒼太と沙織も、彼女の後に続いた。
「俺は、エルドラド風シチューかな。熱々で、具沢山のやつ」
「そうね、私はエルドラド風サラダが食べたいわ。 新鮮な野菜と、ハーブを使ったドレッシングで……」
三人はそれぞれの食べたいものを言い合いながら、渓谷の出口を目指して歩みを進める。
しかし、彼らの心には、まだ、拭い去れない不安が残っていた。
陽向と葵のこと。そしてこの渓谷の行きとは違う不気味な気配を……
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夕暮れの光が渓谷を赤く染める中、咲良は少し落ち着かない様子で立ち上がった。
「……ちょっと、お花を摘んでくるわ」
蒼太と沙織は、苔むした岩場に腰を下ろし、無言で彼女の帰りを待っていた。二人の間に流れる沈黙は、言葉にできない感情で満ちていた。
岩陰で、咲良は膝を抱えるようにしゃがみこんだ。彼女の胸の内で、複雑な感情が渦を巻いていた。
「蒼太君と沙織ちゃん……いいなぁ、二人とも。お似合いだよね……」
その囁きには、羨望と後悔、そして諦めが混ざっていた。蒼太と沙織が一緒にいる姿を見るたび、彼女の心は締め付けられるのだった。
突然、咲良の目に真っ黒な何かが映る。
声を上げようとした瞬間、一瞬の閃光。そして、静寂。
岩陰に咲良の姿はなく、彼女が居た痕跡すら残されていなかった。
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「咲良、遅いな……」
蒼太の声には不安が滲んでいた。沙織も落ち着かない様子で辺りを見回す。
「まさか……魔物!?」
二人は咲良の名を呼びながら、渓谷の中を必死に探し回る。しかし、どれだけ探しても、咲良の姿は見つからない。
日が沈み、渓谷は深い闇に包まれていく。蒼太の叫び声が、絶望的な響きを持って谷間に木霊する。
「咲良! どこにいるんだあっ!?」
月明かりが渓谷を銀色に染める中、二人の前に一人の男が静寂を破って現れた。不気味な小面(こおもて)を被ったその姿に、蒼太と沙織は息を呑む。
「"執行"の時間だ」
低く響く声と共に、男は蒼太めがけて襲いかかる。
「蒼太君!」
沙織の叫び声と共に、透明なバリアが蒼太を包み込む。
蒼太は咄嗟に身を屈め、男の攻撃をかわす。バリアに触れた手刀の横薙ぎは、まるで何もなかったかのように通過し背後の岩壁を切り裂いた。
「なっ…!?」
蒼太の驚愕の声が谷間に響く。
男の圧倒的な力に言葉を失う二人。
「雷撃剣(サンダーボルトエッジ)!」
蒼太の手に青白い光を纏った剣が現れる。
あの男は不味い、命がけの戦いになることを理解した蒼太が必死に剣を振る。
その反撃も空しく、男はそれを意に介せず躱す。
幾度目の蒼太の斬撃、男の動きが止まる。
振り切った蒼太の剣が根本から真っ二つに切断されていた。
「なっ!? 俺の剣が!?」
混乱する蒼太。
「反射バリア(ミラーフォース)!」
沙織が再度防御を試みる。
しかし男の手刀は、バリアなど存在しないかのように蒼太の腕を切り裂く。
「ぐあああっ!」
蒼太の悲鳴と共に、鮮血が噴き出す。
沙織は呆然とするが、すぐにバリアを蒼太の腕に張り出血を止める。混乱する頭の中で、断片的な情報が繋がっていく。
「蒼太君、あの人に触れちゃだめ!分からないけど何でも斬れるみたい!!」
その言葉が途切れる前に、男が再び動き出す。
月光に照らされた渓谷に、三つの影が揺れる。蒼太と沙織の戦いは、まだ始まったばかりだった。
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蒼太は歯を食いしばり、再び剣を召喚する。その手には震えが見える。
「少し前まで学生だったのに良くやる」
男の声には、わずかな興味が混じっている。
蒼太は叫びながら斬りかかるが、ニルの動きは実態を持たないようにすべての攻撃を躱し、一瞬の隙を突いて蒼太の顔面に蹴りを叩き込む。
「ぐはっ!」
蒼太の体が宙を舞い、岩肌に叩きつけられる。口から噴き出す鮮血が月光に輝く。
ニルがゆっくりと近づく中、蒼太の意識が遠のき始める。
だめだ、沙織、そしてどこかに居る咲良を護らなければ……男子は自分だけなのだから。
その瞬間、彼の頭の中で激しい稲妻が走る。
世界がスローモーションになったかのよう。風の音、ニルの足音、すべてが鮮明に聞こえる。
「なんだ……この感覚は……?」
蒼太の全身から、禍々しい稲妻が噴き出す。その稲妻は意志を持つかのように、男を取り囲み、格子状の檻を形成していく。
「雷獄(サンダープリズン)!」
男は雷を避けることもせず、その檻に閉じ込められる。
「これが…俺の新しい力…?」
蒼太の声は震えている。
「この檻は徐々に狭くなっていく……お前は一体誰だ!?目的を……そして咲良をどこにやった!」
男は冷たく言い放つ
「バリアと雷の牢獄。それぞれ一人で私と戦っているのか?」
次の瞬間、檻の一部が音もなく消滅する。男がゆっくりと外に出てくる。
「私は『神隠し』の執行者『二ル・ブラウ』。あれはスキルのレベルアップか、面白いものを見せてもらった礼だ、一つレクチャーしてやろう」
「なっ…!?」
沙織の声が震える。
ニルは気にせず続ける。
「そのバリア、攻撃を弾けるのだろう? 守りだけで無く、見えない壁として身体を弾けば隙を生むこともできるだろう」
蒼太は恐怖に震えながらも、ニルに飛びかかる。
「無駄だ」
蒼太の身体が痙攣した後……力が抜ける。男の手刀が蒼太の心臓を貫いていた。
「蒼太くうううん!」
絶望した沙織の悲鳴が谷間に響く。
「ううっ……なんで……? 私たちが……何をしたっていうの?」
泣きながら沙織は男に問う。
「この世界に喚ばれたこと自体が『罪』だ。そうだな……エルドラドの奴ら、あとは女神にでも文句を言うんだな」
沙織は驚いた表情に変わる。
「そんな……あの絵……まさか榎戸さんはあなたが?」
「うっ……ううっ……ひなたさんとあおいさんは……?そしてさくらさんも……?」
「私が"執行"した」
深い絶望の中、沙織の目に一瞬の安堵の色が浮かぶ。
クラスメイト同士が殺し合わなかったことに、かすかな救いを感じたのだ。
ニルは沙織の涙を冷ややかに見つめる。
そして何も言わず、彼女を「消失」させた。
渓谷に強い風が吹き抜ける。戦いの爪痕だけが残っていた。
【リザルト】
椿咲良(つばきさくら)
能力:ランクC
風刃(ゼファーブレード) 風の刃を放つ遠距離攻撃
槻蒼太(けやきそうた)
能力:ランクC
雷撃剣(サンダーボルトエッジ) 雷光の刃で斬りつけられた敵は麻痺して動けなくなるほど
雷獄(サーダープリズン) レベル2スキル。周囲3mほどの格子状の檻を作る。徐々に狭まり相手を追い詰める
桜沙織(さくらさおり)
能力:ランクA
反射バリア(ミラーフォース) 鏡のように攻撃を跳ね返す透明な障壁
スキルのランクは今回思いついたので、あとで直しておきます。
多元宇宙報酬最適化・取引システム (Multiversal Reward Optimization and Transaction Apparatus)の制度にも関わるので…