展示1箇所 「HUNGRY」@カフェギャラリーオマージュ
5/13、とある展示を2つ見てきました。1つは「わたしを忘れないで」@ギャラリー犬養(こちらは前回感想を書きました)、もう1つは「HUNGRY」@カフェギャラリーオマージュ。
ともに絵画の展示。「わたしを忘れないで」@ギャラリー犬養は、アクリル画、「HUNGRY」@カフェギャラリーオマージュは、アクリル画、ペン画、コラージュなど様々でした。
以下では、「HUNGRY」@カフェギャラリーオマージュを見て、自分自身が感じた「何か」を感想文的にお届けします。
2.「HUNGRY」@カフェギャラリーオマージュ
パンチ力!ってか インパクトつえ~!!
一見したところ、「インパクト」がすごく強かったです。眼にぐっと迫ってくる感じで、インパクトってなかなか出そうと思って出せるものでは無いので、まず感銘。
そして、次に一つ一つをゆっくり見ていくと、まずとある作家さんの様々なコラージュ。かわいい色彩のアクリル画に、細々としたブツ(手芸用パーツのようなもの)をコラージュしているのですが、かわいらしさの中に、毒っぽいものがありました。作家さんいわく、なるべく可愛い見た目で、世の中を皮肉る感じ・・・。今回は(というか、私が見た中では通底しているように見えますが)、「食」に関する皮肉っぽい主張があったと思います。「色がステキ!ピンクなど、ビビッドカラーが目に飛び込んでくる~!」という見た目に騙されないように、何を描いているのか?頑張って見ていくと、素人ながら「食」に関するものだな・・・と。ビビッドにカワイらしく皮肉るっていうのがにくいね~といった感じ。面白かったです。
もう一方は、「The 魂の叫び!@ちょっと叫び方を変えてみた」という感じ。題材は、食べ物とか顔とか、こちらも一見かわいらしく見えました。ですが、描き方?と言ったらいいのかなんなのか、かわいく叫んでいる・・・という気がしました。前にも、この方の絵画作品を見たことがありますが、その時は対象そのもの?といったらいいのか、描かれた結果?と言ったらいいのか、かわいらしさとは無縁で、「俺の魂をみてくれよ!」という主張が、ばんばん目に飛び込んできました。その時にある意味、その方のファンになったのですが、今回は「魂はちょっと横に置いておく、そして叫び方を少し変えてみた」・・・という印象でした。叫びは叫びなのですが、太く短い叫びではなく、ジワリと長~く叫んでいる感じ。
お二方とも、察するに意気投合して2人展をやることになったように思いますが、共通点はあまり無いように見えて、カワイイっていう共通点がありました。描くものは違えど、方法といったらいいのか、描き方と言ったらいいのか?かわいくアレンジしてみました!っていう共通項でまとまっていて、だから、この2人で展示しているのか~と納得した次第です。
今度一緒に何かやりましょう!という嬉しいお言葉もいただきました。見るのも好きですが、私も作るのが好きなので、いつの日か、なにがしかの共通項でもって一緒に展示できる日を楽しみにしています。
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