なぜ展覧会を見に行くのか
展覧会を見た感想を纏めようと思い始めた「note」。
ただ、普通にサラリーマンをやっている自分、相当数の展覧会を見ているわけでもないので、首都圏に足を運ぶわけでもなく、なかなか展覧会を見て、ズキューンと胸に突き刺さるようなことがたくさんあるわけではありません。そうなってくると、だんだんと「なぜ見に行くのだろうの?」、「なぜnoteに残そうとしたのか?」などと、考えるようになってきまして、今回はごくごく個人的な観点で、少し考えてみたいと思います。こういうことを考えた時点で、もう長続きはしないのかもしれないなと思いつつ・・・。自身のモチベーションアップになれば・・・という気持ちも込めて考えてみたいと思います。
まずは、展覧会を見に行くようになった経緯から・・・
1.見に行くことは前から大好きだけど・・・
もともとアートに興味があったわけではありません。10数年前から自分自身も作品を発表するようになったため、知人やその界隈の展示に足を運んだのが契機になってます。
「わ~展覧会って面白い」
その時は、私の住む地方都市で開催される展覧会をみては、ゾクゾクするような体験が今より多かったように思います。見れば見るほど、自分の身にもなってくる感覚が強かった。
「もっといろいろな展覧会を見たい」
その後、仕事やプライベートで首都圏に行く機会が増えてきました。その際、首都圏でもいろいろな展覧会を見に行くようになり、地方都市の展覧会とは数も規模も異なり、
「国内や世界トップで活躍するアーティストの展覧会って、ほんとスゲー」
と思うようになりました。そして、はたと地方都市に戻った時、(これは致し方ないことではありますが)首都圏でやっているような(世界・国内トップで活躍するアーティストの)展覧会が非常に少なく、まぁ美術館の数自体も少ないですし、
「また首都圏に行きたい!行きたい!」
と思うようになりました。
一方、私の住む地方都市では、規模は小さくとも民営「レンタルギャラリー」が多数あり(10年前当時)、そこいらで愛好家や(セミ)プロの方のグループ展、個展がたくさん開催されていました。もちろん、それらを見ることも楽しいのですが、ワクワク・ドキドキが少ないのも事実。
やはり、ワクワク・ドキドキが少ないと、言葉として感想も出てきにくくなっているのかな~と思います。
さて、次回以降は・・・
2.感想も持ち方
結論から言うと「きわめて感覚的な展覧会の感想になりやすい」・・・それが言葉になりにくい ということはありそうです。
3.自分は作る側でもある
作る側としての感想は、評論的目線とはかなり異なりそうです。なので、言葉にしようとすると、自ずと限界があるのかなということも考えられます。
4.作家さん、その作品と自分の接点
評論的には作家本人への「取材」・・・という観点あるように思いますが、自分は作品から何かを求めようとしてしまい、そのことが、言葉にして書くことへの限界を作っているような気もします。2にも通ずることでもありそうです。
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