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yukutoshi kurutoshi 2020→2021

年内に振り返りたかったのに、色んな理由をつけていたら年が明けてしまった。カウントダウン10秒前の、寂しさとドキドキが入り混じった気持ちは独特だ。気持ちが追い付かず、もう少し待ってほしいと思ってしまう。それでも年が明けてしまえば、瞬間で新しい年に順応していくのだけれども。

誰にとっても独特だった2020年

楽しみにしていたオリンピックはもちろんだけれども、6月に予定していたアイスランド旅行(新婚旅行)が延期になったのはやはり悲しかった。
でも、4月~7月まではなんだかんだ笑えていた。
ニューノーマルだねなんて言って、在宅勤務が主になって、サブスクの野菜配達サービス頼んで、経済回すぞと言いちょっといいところのアイスをオンラインで買ったり。非常事態の異常性を楽しんでいた。そしてそんな余裕がある自分に酔っていた気がする。

いよいよキツくなる8月

7月に入り、頑張っていた仕事が流れることが決定。打ちひしがれる間もなく、少しマシになっていた感染者数もまた右肩上がり。猫を飼っていることもあり、万が一感染した場合自分がどうなるのか不明でいつもプレッシャーだった。そんな中だった気がする。SNSの言葉が気になり始めたのは。

適度な距離で楽しめていたSNSが、「主張しなければならない」場に自分の中で変わっていった。4月の頃の意見が7月には真反対になっていて、戸惑うことも多かった。そして、ニューノーマルに順応した人がアクションを起こし始めその宣伝文をSNSで眺めるたびに、家で猫をなでながらパンを焼いている自分に焦り始めた。本やニュースを読んでは発信しなければと思っていた。本当にどこに向かっていたのだろう。この時期の自分は完全に他人の人生を歩んでいた。どうしたらすごいと思われるだろうと。そしてそう思っている自分自身が気持ち悪くて気持ち悪くて。

布団に入ると自分の心臓の鼓動がやけに大きく感じた。鼓動を聞くたびにその日見たSNSの言葉を思い出した。苦しかった。ヒトにはそれぞれの形の地獄があるというけれども、弱い自分が如実に表れた8月。間違いなく地獄だった。

吹っ切れ始めた10月

風向きが変わり始めたのは10月から。週1の出社が定例になり、外の空気を定期的に吸い始めたのと、仕事の担務変更があったことがきっかけだったと思う。あとは社内資格の受験を上司が推薦してくれたこと。「10年以内にこのポジションにいたい」と、ビジョンが明確になり「ヒトはヒト」と切り離して考えられるようになった。(気がする。)

あとは、ルールを決めて外出を楽しむようにしたことと、いきなりハマったBTSも心を軽くしてくれた。(テテありがとう!)今でもSNSを見るとしんどくなる時はあるけれど、そういうときは見ない、焦って発信しないよう気を付けている。しんどい時に見るSNSに救いはないから。

モチベーションと絶対評価

年始にこの本を読んで、フーンと分かったつもりだったけど、この1年通してゆっくり骨身にしみた気がする。できない理由を探さないこと、自分の在りたい姿を具体的に想像して近づいていくこと。それがモチベーションにもつながること。2021年以降も大切にしたいな。(ロールモデルは食べチョクの秋山さんです。自分の目指すゴールに邁進されている姿が本当に格好いい。)

あとは相対評価は結局逃げなんだと気が付いた。大学時代から「根拠のある自信がほしい」と漠然と思っていたけれども、他者を基準にして図る相対評価をし続けて何が根拠のある自信だと。分かりやすいことに逃げないこと。「絶対評価(絶対評価できない場合は過去の自分との相対評価)」で自分を図ること。これも2021年ストイックに継続していきたい。

最後に思うこと

「新しいアクション」として「転職」であったり「副業」を行う人が多く、自分もそのような具体的な行動をしなければ行き遅れると考えて苦しくなっていたけれども、結局自分の夢を叶えるのに適した場は現在の場所だから。ストイックにファーストキャリアを考えていた大学4年の自分に感謝しつつ、フルスロットルで邁進していこうと思う。

大企業にいると「思考停止する」だったり、既得権益を享受していて「成長の機会がない」とか言われるけど、そんなの大企業で成長できていなかったり、なんだったら大企業に順応できない人の言いがかりだって思うようにする。自分のやることは自分で決める。どんな時だって手綱は離さない。絶対に。

下の画像は昨年のお正月に立てていた抱負。(ツイッターに下書き保存していた)①はだいぶ無かったな。逆にわがままにやらせていただいた。(その分存分にコミットした)②はまだまだだねとパートナーに言われたので継続。③はダメダメだった。付き合わないどころか言ってた笑 高山都さんの好きっとした姿が好きで、彼女も愚痴は言わないと言っていたし、今年こそは頑張りたいな。

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Hello, 2021! 良い一年になりますように。

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