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『半グレ』には4割ぐらいの「チート付与」原作要素がある
原作「追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。〜俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?〜」の既刊分、全2巻を読みました。
1巻を読んだ感想はこちらに書いたので、
このnoteでは2巻のみの話をします。
コミカライズ版がどうしても脳内を駆け巡る1巻とは打って変わって、2巻は純度100%の原作「チート付与魔術師」を楽しめました。
受付嬢ニーナとの距離感や、まだ原作にしか登場していないキャラクターたちの掛け合い、原作の方が様子がおかしいミラベル。
コミカライズ版を忘れて楽しめましたね、能力バトルが始まるまでは……。
そうです。コミカライズ版が突然能力バトル漫画になったのは業務用餅先生の気が狂ったからではなくて、純粋な原作リスペクトでした。
原作リスペクトでした。
能力バトルは原作リスペクトでしたよ?
誰ですか?「原作に『半グレ』は居ない」と言ったのは。確かに『半グレ』は居なかったけど読んでる間『半グレ』がチラついてましたよ。
ちゃんと原作要素あるならあるって言ってくださいよ。なんで言ってくれないんですか?普通言いますよね?
これじゃまるで私がわがままなオタクみたいじゃないですか。おかしいのが私で私が駄々こねてるみたいじゃないですか。
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ということで、私のような人間を生まないために『半グレ』の原作要素をまとめておきます。
このnoteを読み、原作を購入して読めば「原作に『半グレ』出ないwあいつらは無から生まれたw」って言ってるオタクをしばけます。嘘です。このnoteは無視して原作を購入して読むだけでしばいていいです。
無から生まれてるわけじゃねーよっ ハゲッ!
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ただ、普段小説読まないから買うのはハードルが高いよ〜とりあえず感想見て悩みたいよ〜という方もいらっしゃると思うので、実際に原作を読む時の邪魔にならないよう、ネタバレにならない程度に書いていきます。
このnoteを書いている原動力は「おい!原作読まずに適当言ってんじゃねぇぞ!」です。
よろしくお願いします。
それぞれの固有能力
早速ですが、『半グレ』の固有能力は覚えていますか?
パッと思い出せない方向けにまとめたものを後述します。
が、先に能力の詳細が分かる回を書いておくので、覚えていないキャラのところだけでもぜひ読み返してみてください。
半分 35話、37話
タケ 30話、35話
コゲ 37話
ミノル 38話
ソウタ 34話、39話
エンディ 35話
コージ 34話、39話、40話
そして冒頭にも書いた通り、原作にも固有能力を持った人たちが登場します。
原作では固有能力を『天の遺産』と呼んでおり、各自の魔法が発達したもの…というよりは、外部から与えられたものという意味合いの方が強そうです。
この『天の遺産』の能力がかなり『半グレ』の固有能力に近いんです。比較が下の画像です。
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タケの空間転移とシリルの【転移】、コージの幻覚とヴィクターの【幻惑】、エンディの魔力弾とリサの【魔弾】。
この辺りはかなりそのままでした。
原作では【転移】と【破壊】がレインの前に立ちはだかり、連携を取りながらレインにダメージを与えます。
これコミカライズの35話で見ましたよね?
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見ましたよね?
厳密に言うと半分は攻撃をしてないので完璧に原作通り!というわけではないんですが、転移と他の能力を組み合わせて戦うのは紛れもなく原作要素ですね。
何なら今後コミカライズで原作通りの戦い方が回収される可能性すらあります。
あと、原作では【幻惑】が戦闘に使われます。
これ40話で見ましたよね?
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見たね。見ましたね。
あと、ロープもあります。あのロープです。
【破壊】は半分が戦車を返り討ちにしたシーンを思い出しますし、【防壁】は半分が空気の圧縮で銃弾を止めたシーン、【停止】は暗殺の母の動きを止めたシーンを思い出します。(全て35話です)
まだ細かい描写はありませんが、【探査】は未知の対象物を探ることを意味するので、コゲがかなり近いですよね。(37話)
【変化】もソウタが植物の成長を促したことを思い出します。(34話)
ミノルの神事(38話)は似た能力が見つけられませんでしたが、『ハコ』に閉じ込められ、脱出を強いられるという展開があります。
能力ですらないですが、着想は得てると思います。
それぞれの状況
『半グレ』が今どうなってるかは皆さんもご存知ですよね。
簡単に言うと、反逆の罪を被せられ、レイン拉致して国王陛下の首を取ろうとしています。全員を殺してでも、です。
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一方で原作版はと言うと、『天の遺産』保持者が互いに目的の為に争っています。
自分の目的の為なら他者を殺すことも厭わない、という思想です。
は、『半グレ』やん…………。
驚きました。よく知っている思想がそのまま出てきたので。
反逆者とか、王に逆らえないとか、そういう部分は原作には出てきません。
ヤンキーみたいな見た目した7人の悪党たちも出てきません。
でも彼らによく似た能力を持ってて、よく似た使い方をしてて、よく似た思想でよく似たことを目指してるんですよ。レインの反応まで一緒なんですよ。
原作レインは己の目的の為に他者を殺す集団を目の当たりにして「できれば戦いたくない」という気持ちを強く抱きます。
なんか見たことありますよね。
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見たことあるな〜〜〜。
まとめ
『半グレ』の原作要素は
原作にある : 能力、戦い方、思想
原作に無い : 存在、顔、名前
です。
半々…フィフティーフィフティー…と書こうとしましたが、さすがに存在していないのは大きいかなと思って4割に留めました。
あと、「半分」という概念はあまり使いたくないので。私にとってのこの言葉は、もうあの男のものです。
(余談ですが原作に「半分」って言葉出てきてかなり動揺しました。もちろんあの男を指す意味ではありませんが)
私はチー付与のファンなので原作を読みましたが、まさか2巻で『半グレ』オタクとして楽しませていただけるとは思いもしませんでした。
体調を崩して休日の1日をドブに捨てましたが、原作を読んだおかげでトータルで見ると良い3連休になったと思います。
小説はちょっと…という方も多いとは思うんですが、チー付与が、特に『半グレ』が好きであれば、更に楽しく読めると思います。
なので、ぜひ読んで見てください。おすすめです!