天然に誇りを持ってみた。
普通に生きているだけなのに、なぜか笑われてしまう。
学生の時からそうだった。
大人になって会社で働き始めた時、
「天然だ〜」と言われた。天然って何・・?と思っていた。
ある職場に来たときに、私よりかなり天然な人が二人入ってきた。
そこで私は、あぁこういうのが天然というものか・・と理解した。
その二人と話してると面白くて私はその二人が大好きだった。
これで役目を免れたというか、足を洗ったとひそかに思っていた。
あるとき、天然No1の子がNo2の子に
「もしかして、天然ちゃん?」
とちょっと小バカにしたような感じで言った時に、
なんかすんごくイラっとした。
しかし数年後、別のコミュニティの飲み会で、
真向かいにいた割と仲良しの子に
「けっこう天然だよね」と言ったら、
両隣の人に同時に「あんたがだよ」
と言われた。返り討ち・・
ちなみに、自分がなぜ天然なのか気づいた瞬間があった。
それは本屋で働いていた時、ある時お客さんに領収書くださいと言われた。
「宛名は空欄でお願いします」
と言われ、宛名に漢字で”空欄”と書こうとしてしまったのだ。
お客さんには見られていて笑われた。
待てよ。
人は笑うと免疫力が上がったり健康になる、という話をよく聞く。
てことは私たち天然は、普通に生きているだけで人を笑わせ、
健康にしてるってことだよね。ちょっと命助けてるんだぜ。すごくね。
今度、天然とか不思議ちゃんとか言われたら、誇りに思ってみる。
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