『SHIRYOBAKO』観た。
まず、悪意あるよね…このタイトル。
当たり前だけど、アニメ制作現場アニメは全く関係ないよ。邦題自重。
博物館の寄贈品としてアンティークびっくり箱を受け取った青年が、びっくり箱の中に潜む死者の魂と対峙する話……なんだけどさ。
ビックリ要素皆無って所が一番びっくりした。
「はい、ここでピエロ出ますよ~」って前フリ的な余白をしっかり残し、尺を思いっきり引き延ばした上で、視聴者の心臓に負荷を掛けないよう配慮されたスピード感でピエロがゆっくり現れる。
そして、被害者が襲われるシーンは大胆カット(映像的な意味で)。
サメ映画みたいなことしますね。
多分最後のオチは後味悪い系ホラーを目指したんだろうけど、風呂敷の畳み方が雑すぎてまぁそうなるだろうなって感じ。
ホラー映画からホラー要素を取り払ったような映画なので、ホラー映画が苦手な人でも観れる映画です。
観なくていいです。
しかし、クリーチャーのデザインはやたらと気合入りまくってたんだけどな……。