【百合漫画感想】ぬるめた 4巻

ネタバレ注意!!!!!

























4巻も読み応え満載でしたね〜!!!

カオスなのに、日常の解像度が圧倒的でちょっとしみじみとしてしまうのは僕だけでしょうか?



4巻では、僕のXのタイムラインで話題になってた大きくなったくるみちゃんや、王様にメロメロなさきなで何回クリティカル食らったか分かりません。

そしてトドメを指しに来た、「#48戦い」。

この3人の過去の話しずっと不穏~~~~!

過去編になった途端、僕の中で流れてるBGMが無音になる!!!

友達?になり立てだからこそ、3人の個性が刺々しく見えて不安になる!!

でも、時の流れによって整えられる前の、さきなと千明の関係性は純度が高いですよね。

そこへ投入されるごめの悪意。


もうこれはね。激物。


そのうちガンに効くだろうけど、今接種したら体は爆発四散しますって。


そもそも!!中学生の時のさきなが千明に抱いてる感情はどこに所属するやつなの!?

愛なの??!

いや分かる。人の感情は割りきれないし、僕が短絡的で低俗な事を言ってるのは分かってます。

でもごめんなさい。

百合を………。百合を感じてしまったんです……。











ぬるめたを読んで、「楽しい!可愛い!」って感想だけじゃなく、言いようのない異物感も感じてしまいます。


その異物感の正体は何なのか、どこからくるのかを考えたんですけど、多分これは青春コンプレックスなのかも知れません。


ぬるめたでの日常って、オタクが過ごす学生生活の完全体じゃないですか?

ぬるめたの日常と、ちょっとだけ似たような過去を過ごしていたからこそ、その輝きが強く感じられてしまいます。


その輝きに心を焦がしながら読むぬるめたは、いずれは万病に効くようになる。


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