トンデモ社員の使い方
どこの会社にもいる「トンデモ社員」。
・ロッカールームに籠もって1時間近く出てこない社員
・人とのコミュニケーションを断絶している社員
・常に不機嫌で周りを威嚇する社員
・言われたことをすぐ忘れてしまう社員
当社にもこんな社員が何人もいます。
いっそ首を切ってしまうか、著しく給料を下げて退職に追い込むか、そんなことをぼんやり考えていた私の目を覚まさせてくれたのは、またも先輩経営者の言葉でした。
「こんな使えない社員はいらないです」って言葉は経営者としての敗北宣言だよ。どんな奴でも使いこなさなきゃ。
どんな仕事にだって「誰にでもできる作業」ってのはあるはず。
物を移動させる、プリントアウトする、資料を整理する、掃除する。
仕事の工程を徹底的に分割し、そんな「誰にでもできる作業」だけをかき集めれば1人分の仕事なんてすぐできるはず。その作業を「トンデモ社員」にやらせれば、みんなの手が空くでしょ?ほらトンデモ社員も役立つじゃない?
なるほど、トンデモ社員を変えようとしたらダメなんだ。
トンデモ社員に合わせて仕事を用意してやるのが大事なんだ。
そんなことを考えながら今日も理想の組織作りに励みます。