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ベテラン職人の居場所を作る

当社は製造業。

製造業をやってると50歳になっても60歳になっても、現場作業しかできない「職人」タイプの社員がいる。

職人タイプの社員の給料は総じて低い。自然とモチベーションも低くなる。

経験値が高い分手際は抜群に良いが、人の動かすのは苦手。

だからと言って、職人社員に無理やりマネジメント業務をやらせるのは得策ではない。

職人には生涯職人でいてもらう、というのが正解だろう。


そこで導入するのがマイスター制度。

一定のレベルまで実務を覚えたら、本人の意思で、マネージャーコース or 職人コース(マイスターコース)を選択できるようにしたらいい。

職人コースを選択しても、その道を極めれば管理職とも遜色のない待遇を用意する。厚遇することで、職人社員のプライドに配慮し、士気を確保するのだ。


職人社員を厚遇することは、管理職社員の職務内容を明確にすることにも繋がる。管理職は実務をしてはいけない。5人の部下がいるのであれば、自分が6人目となって実務をするのではなく、5人しかいないのに7人以上の成果を出させるのが管理職の仕事だ。

明確に職務内容を定義することで、社員の特性に合わせた業務をあてがうことができ、パフォーマンスを最大化できるのだ。


という取り組みを来年やるぞー!