しずまる -龍宮城 FC LIVE「JAPANESE PSYCHO」感想駄文-
─はじめに─
2/21 2部参戦。4公演中何とか掴んだ唯一の参戦権。生ける龍宮城を目にする貴い機会、余すところなく焼き付けるのだといつものように意気込んで、結果いつものように白飛びした。
咆哮には咆哮を、狂乱には狂乱を。そんな理を飛び越えるテンションで臨んでいるから。節度なんて、調整なんて、記録なんて、龍宮の外に置き去りにしていってしまうから。
それでも、白く神々しく光る舞台の中、彼ら確かに黒点を刻んでゆく。地獄の足跡のような、舞台の燃殻のような、演舞の核のようなそれを、こうして書き起こしとっておきたいと思う。
このライブは0年0組の一周年記念、いやもはや一周忌と呼んで差し支えないかもしれない…そんな意義を感じました。
悲しさを思い出に、生傷を瘡蓋に、景色を宝物に。そしてその過程で生まれる新たな傷との闘いを舞台に。
後方ドセン唯一参戦のした初見の感想です。
そんな感じだったので、推しカメラではなく全体(と言いつつ結局センター)を追ってました。
<OP BGM>
整理番号的にほんの少し聞いただけだけれど、ぼくらのまま/ラッキーセベン、おジャ魔女どれみなど、ジャンルの垣根を超えて心の底ちかくをくすぐられるラインナップ。
開演直前ボリュームアップ曲はTea for Two。え?われわれはめくるめく音と踊りの世界に招待されている?ここはスクリーンの中かしら?華美でしなやかなストリングスに合わせて優雅にステップを踏めばよろしい?そこのあなた、紅茶の準備はできている?…流れ始めはそんなテンションになりかけるも、ジャズらしからぬ爆音、そして何よりライブハウスという黒々しい密室空間に意識を引き戻され、わけのわからぬ情緒になる。
何が起きるかわからない、と思っていたら、まさしく起きる、起起起起な怪演のはじまり。
<入場>
「ブルー一覧」で検索したらセレストブルーってのが一番近い気がしたのですが、水色と灰色と青を混ぜた荒波のような色のベロアジャージ。袖と身頃の境界に赤いライン、前にはでっかくdpロゴ。
素材の艶やかさや柔らかさは、何者にも可変し輝く龍宮城を、
白灰水濃紺が混ざり合う色味は、まさに"深い波"らしい龍宮城を、
赤ラインは、筋の通った熱意をもつ龍宮城を、
つまりめちゃめちゃ龍宮城を表していて最高だった。
ジャージという学校を彷彿とさせるユニフォームが採用されたのがすごく納得で。"裏島音楽学院0年0組"から"龍宮城"にクラス替えを許された、"生き残った者たち"の新たなユニフォーム。これを着てどんな鍛錬を積んでゆくのだろうか…
冨田侑暉が美しいハイトーンを維持してくれていることに感謝。南無阿弥陀仏。我々に柳楽先輩の残香を嗅がせてくれてありがとう(きもい)。
えすくんまっ金髪。いやーはやー強い。もうタイムスリップしてでもごくせんに出なきゃだめだと思う。それかクローズ(見てないけど)。でもまじでテレビ局のプロデューサーがこのビジュからインスピレーションを受けて不良ドラマ作るの全然あり得ると思う。そのくらいの完成度。クロムハーツか?ゴリゴリのアクセも最強だった。GTO出てくれマジで。
春空の赤髪ギョえぇ。なんかほんと二次元。指先から魔法出して鉄砕かないと釣り合い取れない。ヲタクの心は砕けてたか(うるさい)。あと色味もさることながら長さね。襟足がちょこんと横に広がるあの長さ。御尊顔の形とベストマッチなのよ個人的に。前髪のキザ感?ウェット感も素晴らしくて。はぁ。
特筆組はこんなところですが黎君の艶やかな黒髪、終盤に向けてどんどんサラッサラになっていく、汗の筋道すら輝いて見えるあの立体美、好きです。スッキリ切られてて頭の小ささが際立つ際立つ。チャックを上まで上げてもあまりある首と強調される小顔。書きながら胸キュンてぃくとく思い出した。ジャージって素晴らしいな。
いたる氏のハーフアップも(インスタソロショやばすぎ)んてぃの結い方もけいごの襟足も全部大好きでした。
<RONDO>
円になってマイクを置いたなら。それは別れであり始まり。何度紡がれても色褪せない、どころか濃く昏く柔く逞しくなる。
これこそ"消費"と正反対の位置に坐する楽曲だなあと思う。籠る思いは変わっているはず、聴き手の気持ちも時々で変化があるはず。
それでもみんなで原点に立ち返るような、この曲の間だけは時が止まるような、そんな不思議な楽曲。
今だからこんな冷静に書き連ねていられるけれど、廃れ切った心に、久々の龍宮城に、顔がゆがんだ。泣いたらぼやけてしまうと思って唇噛んで、歌って、耐えたけれど、心は嗚咽していた。
でも一緒に歌うってのは良いものだな。ノイズにならないように口パクだったけど、それでも感情のノリがすごい。ドセンだったので歌う人とは常に目が合っていたのですが()、黎君の「いくら涙を流せば」は目力が異常に強かった。網膜と喉を視線で焼かれた。レーザービーム。そんなど喰らいのRONDO。見事に一発で龍宮の世界に取り込まれていた。
改めて、FCLIVE JAPANESE PSYCHO、企画はファンサイト一周年ってことだったけれど、作り手は0年0組一周年の意味合いで構成してきたのではなかろうか。
ジャージという学校を感じさせるユニフォーム、校歌、番号呼び、自由なジャージの着こなし(ビジュアル試験)、自作と思われるフォーチュンラップ歌唱(ポエム試験&00曲)
だからこそRONDOで始まるしかなかったのだと思う。
<挨拶>
ITARU「『そう思っているよ』あの時は無責任だったこの言葉に、責任を負えるようになりました。JAPSNESE PSYCHO、よろしくお願いします。」
龍宮城が発した言葉で無責任と感じたものがあるだろうか…?いや、ないの反語感情が止まりませんでしたが、彼はそう思っていたのだなと。
やっぱり芸能人、というか他人?とファンの思索はすれ違い続けるものなのだよなーと痛感させられた。
いたる氏の言葉はいつも実直。武士かよってくらい仁義を感じたり、ベンチャー社長並みの背負い方をしたり、3歳児のように素直だったり。いたる氏という人間が摩訶不思議で、もっと知りたくなってしまう。
<ダンスパート>
SHORYU4公演、バレー、ももいろと経ていよいよ(私が)板につき始めたダンスパート。それゆえか衣装の効果か、今まで感じてきた荘厳な儀式らしさとはまた別の、決戦合図的な、かけっこのよーいどんの鉄砲的な、皆で一斉に拳を掲げるための合図みたく感じられた。
えすくんがセンターに来る、目線と体つきでオラオラと煽られる、作ってきた気持ちと拳が疼く…
なので、ついに、メンバーがわ〜って手振ってくれるタイミングで、初めて手を振り返してみた。7度目の正直。楽しい。
からのダッダッダラダラの真顔切り替えのとこで、ペンラを首の振り付けと同じ方に傾けてみる。楽しい。
いつの間にか脳裏に(ほんっとにふわっとだけれど)刻まれていた振り付け通り、手先を動かしてみる。リズムに乗れる。なにこれめちゃ楽しいな?!
〈校歌〉
感極まって歌い続けてしまって記憶ない…黎君と5回くらい目あって()合う度にしっかり歌わなきゃ…てわけわからん感情が湧いて一生懸命になってしまってた。(もちろん口パクですが顔が鬱陶しかったもすみません。)
ただ〜歌い〜のハモリパート、低い音からメロパートになる時首をくいっと上げる黎君、気持ち籠ってるのが感じられてすごく好きでした。
2番では綺麗な微笑みを讃えて目を合わすメンバーたち。
3番では真剣な顔で見合うメンバーたち。
00を思い返しながら、1年を思い返しながら、歌ったのだろうなあ。
〈JAPANESE PSYCHO〉
KEIGO,ITARU
笑顔が張り付き芝居がかった声のKEIGO
「皆さんこんにちは、JAPANESE PSYCHOのKEIGOです!龍宮城ってすごく愛されてるんだなと感じます。だから『領収書!』声を出して魂でぶつかり合いたい。皆さんできますか?やれますか?」→JAPANESE PSYCHO WOW!
もうリーダーがアヴちゃん先生にしか見えませんでした。声も仕草も体使いも先生の生き写し。「皆さん、」ってマイク両手持ちしながら前屈みの上半身を横に旋回する感じ、マジちゃん先生でした。ほんとこの2人リンクする………
そして始まるJAPANESE PSYCHO。狭い箱だからかレスポンスが反響して気持ち良い。
ジャパサイはダンプラ出た後のSHORYUツアーで踊る醍醐味を知っていたので今回も指先で踊る。昨日まで抱えてたむしゃくしゃたちを無理矢理投げ飛ばされるような、不思議な感覚。
でもこの曲の美点は、発散させつつもスッキリさせきらない所だと思う。確かに怒り自責の念負の感情その他諸々投げつけたんだけど、こびり付いて残ったものと向き合わなければならない感じ。嗚呼、そう簡単に逃げさせてはくれないよな…なんて思っていたら
Ray「ちょっと待ったぁ」キタ…キテシマッタアワアワ
KEIGO「お前何回来れば気が済むの?」ソレナ…ワロエナイ
けごれいの一触即発なやり取り、否、明らかに黎に押されてオドオドし出すけご。
自分で聞いたくせに(内容忘れた)けごの返事も聞かずに被せてしゃべる超強気れい。
R「盛り上がり足りてないんじゃない?」
K「(フロア振り向きながら)そ、そんなことないよな?」
R「逃げんじゃねーよ。俺と目見て話そうぜ」(けごとの間合い詰める)
……………へ。死ぬが。もうこっから記憶ありません。低音ボイス且つマイク0距離でそのセリフはやばい。ぜんぶこのセリフのための前振りとしか思えない…………。顔も完全に入りきっていて、圭吾を獲物かのように細い目で見据えてましたからね。れいけごの身長差がこんなに鮮明に映った瞬間他にない。ありがたき幸せでした………
気づいたらITARUのジャパサイが始まっており。サイコォ〜と伸びやかに柔らかくくねる至になんてことだと思い(完成度80%のイナバウアーみたいなポージング)。ただもう一回ぶち上げて踊るはずがちょっとセリフに喰らいすぎてあまり動けなくなっており。
ただ、朦朧とした意識でも()、あの音程などあってないようなでもめちゃめちゃある(語彙崩壊)激ムズ楽曲を、滑らかに歌い切る至まじ怖すごいなと思いました…
他の方のレポ見て思い出した部分
R「君が音源になっただけでしょ?今オーディションやったら多分結果は違うけどね」←セリフだとしても強気すぎて狂気、好き
I「わかる、わかるよ、けど僕がやりまーす」
ITARUの時の「アレぇ?」は賢人君。
「どうせこんな感じでしょ?」は変わらずえすくん。矜持!
〈ブラッディララバイ〉
春空「いやーすごかったなーみんな楽しかったなー。この感じで次もいけますよね?いやぁ素晴らしかったな」
なんのキャラ付けだったのかぜひ聞きたい。そんなかわいさ詰まった芝居MCで始まるこの曲。
「1,2,3,4!!!」場が温まりまくっていたので叫んだ人多かった(私も)。ライブが温度で変わる生き物なのだと肌で感じて痺れていた、ら、
サビ前、冨田が「叫べぇ!!!」
え、いいの!?という歓喜の躊躇い0.1秒、即声のかぎりに叫んだよね、ブラッディララバイ!!!!
今まで気づかなかったけどこんなに叫びやすかったんだな、ブラッディララバイって単語。もう叫ぶためにあるとしか思えない。と思って今呟くと口回らないんよな。ライブの魔法すぎ。
「さぁ後悔しようよ Say! ブラッディララバイ!〜」
二度目も煽られて、あゝこれは現実なのかと…あの龍宮城がめちゃめちゃ煽ってくる…最高…もう恍惚となりました。叫びながら恍惚なんて、もう人生で二度とできない体験かもしれない………。最高でした。
尚、今回の黎君の耳を貸してよ目瞑り期間は「歌い続ける”から”」まででしたありがとうございました。
〈バイオレンス〉
暗転の中響く荒い呼吸、これはSHORYU前の黎君のヤツ!今日はいつもより荒…
ん?違くね?荒いどころではなく別人じゃね?
ライトアップされる春空鬼の形相「バイオレェェ゛ンス」
……………!!!!!
以上。記憶なし。このライブの意図(前述した00一周年構成)に気づいている今ならもっと受け止められることがあるのに…と悔やみつつ、あの時ブチ上がって体を揺らしたこともまごうことなき事実、それはそれで目一杯受け取ったのだと、そう思おう。
〈MC?〉05の茶ばn…劇
おぼえてる限り書き出し
KEIGO「"僕の"ジャパサイどうだった?」カワイイ
S「圭吾のジャパサイちょ〜よかったよ 俺はまだ(まだって言っちゃっていいん?カワイイ)やってないけど、やったら2番目に良いと思う」
KEIGO「あ俺は一位にしてくれるんだ?」ソレナカワイイ
KEIGO「ライブタイトルがジャパサイだけど、世の中にはどんなJAPANESE PSYCHOがいるかな?」
S「ジャパサイにはそういう感覚があるんだ」何そのメタ視線クソワロ
KEIGO「恋人へのプレゼントを領収書もらって経費で落とす奴とか」
S「ふつーに嫌な奴じゃね?」ワロワロ
KEIGO「ちょっとやってみよう」まさかのコントー!
K「なんか買ってあげるよ」
S「え〜✨超嬉しい❗️(KEIGOの腕握ってピョンピョン)(ミドルボイスのキャピ声クソカワ」
K「ウィン(自動ドアの手)」やり慣れてるのか練習したのか上手いどちらにせよカワイイ
S「え〜これ欲しい〜🥺‼️」ナンデコンナニカワイイ?タブンヲタクガナンデモカウヨ?
K「120万?!おけ😏」
S「え〜ありがとぅ」ちゃんとお礼言うのカワイイ
K「これください、あ、領収書も」ワラワラ
K「海音は?」けごくんのカイト呼びまじ好き
S「(流れ忘れたけど)ABCD良い背筋〜」
K「懐かしーー!!!!」
S「でも1番はライブで拳突き上げる人だよね」
K「だよねー!すぐ切る?」\\領収書!//
「あれ見えないなあ。連なる?」\\請求書!//
S「見えてきたねぇ。すごい見えた」聞こえたじゃなくて見えたって何カワイイ
ラララ〜ララ ラララララ〜せんしゃる歌いながら退場
総括、かわいい。シリアスで煮詰めてきた龍宮城のMCに笑いという自由度が増えててうれしい。
〈SENSUAL〉兄弟,本家
兄弟(とみれい)せんしゃる!また見れるなんて!!
前と明らかに香りが変わってる…大人びた…ディープなやつだった…
なんというか、ツアー2MUCHで恥ずかしさが存分に表現されていたのだとしたら、今回は誇らしさがまき散らされていた。ありがとう………
黎君が冨田に向ける、隣人愛レベルに無条件に思える信頼が好き。もちろん無条件ではなくて、冨田の生き様がそうさせているのだろうけれど。
龍宮城はどのペアにも唯一無二の良さがあるけれど、とくにこの2人は私の中で神聖なので、今後も深ぼっていきたい。(決意)
あと太陽は東から登る的な話で申し訳ないけどハイトーン冨田×センシャルやばい。底上げが過ぎる。
でもRENT、けごれいのSENSUALも全然待ってますので、、、
KENT「やっぱ本家っしょ」
ITARU「結局はね?」
有無を言わさぬ本家。落ち着かせたりえる二人からあふれ出す圧。言葉だけじゃなくてパフォーマンスも。圧強かった。
〈朗詠〉KENT
「叫べ、踊れ、しずまれ───」
「なんと美しい天国、いや地獄だったか」
「書いては破り、書いては破り、辿り着く先は真っ暗闇」
「そこで見つけた青い焔は、大きくなって、怒り、苦しみ続けた(叫び)」
「叫べ、踊れ、しずまれ、そして──────」
KENTから紡がれる、言葉の皮を被った思念たち。
朗詠、と表したけれどこの日本語が正しいのかはわからない。ただ朗読、とは違う気がした。そこにある文字を読んでいるわけではなかった。詩をつくり詠むような魂を感じたので、朗詠、としてみた。
この「しずまれ」をタイトルにしたのは、この公演でものすごく印象深い言葉だったから。まったく解釈ができなくてすごく惹かれた。
しずまれって鎮まれ?沈まれ?静まれ?いったい何だろう。大きな火力を落とすような、トーンダウンのイメージがある言葉だけれど、なぜ叫び、踊ったあとにしずまるのか。なにをしずめるのか。己?ステージから我に返る時間?ならば我々にとっては、ステージから受け取った気化したエナジーを心の中で凝固させるその作業?
難しいけれど、"書く"ための、その前段階の凝固、なのかもしれない。やりっぱなしではない。その先を紡ぐための架け橋。インプットとアウトプットの狭間。それが「しずまる」ことなのかも。
「しずまれ」人生でこの言葉を己の胸にかける日が来るだろうか。その時は賢人君を、龍宮城を、少し理解できた気になれるのかもしれない。
〈Mr.FORTUNE〉
緊迫した空気に響き渡るバスドラム4つ。こんな心持で迎えたふぉーちゅんは初めて。「さっき『書いた』っていってたよな…なんだったんだろうな…」
最近ライブでふぉーちゅんを聴くときは爆上げ曲と化していたのに、あんなに神妙な面持ちで聞かされるとは…
そういえば「ランキングはぶち抜き合い」の時、おそらく推しのタイミングと合わせて拳か数字か突き上げている方がいて、なにそれめっちゃいいやん!となった。次から真似させてもらう。
今日もジョジョ立ちは美しいな、I'm cryingの声音も最強だな、そんなん思っていたら曲が終わって…
<Mr.FORTUNE feat.ITARU,KENT,Ray,KEIGO,S,冨田侑暉,齋木春空>
冨田のアカペラ。「誰も観たことないでしょ~始まっちゃってるけど!」
後半はマイクも通さぬ叫び声。何が始まるかと思えば───
自作ラップ。これは1年越しに再開されるポエム試験。起起起起!!!!!
【壱番】
体が揺れる心地よいグルーヴ。だったはず。起きたことにパニくってノれませんでしたが。「令和のレトロボーイ」に何か文句を垂れていた。00のワードが頻出していて、これも0年0組主軸のライブだと思わされた一因。
【弐番】
かなり細かく刻むビート。才能がどうだとか。メンバーが「イヤイヤイヤ」的な合いの手を入れていた。細かくジャンプしたくなるようなノリ、らしさがあふれていたと思う。
【参番】
「ハイスペックうんざり」「ミスターパーフェクト」「24(にじゅうよん)」「始まっちゃってるけど」←締め
なんか裏取りしているようなリズム感。7人の中で1番韻踏んでた気がする。エミネムのヤツ思い出したのでかなり早口のパートがあったはず。24は指作ってたかも。
【肆番】
「ギャルの底力は桁違い」「シンデレラアーティスト」
初見ならぬ初聞のラップ史上もっとも聞き取りやすかった一節「ギャルの底力は桁違い」。めっちゃすき。圭吾君の口からギャルと言われると安心する。普段からギャル認定めちゃめちゃしてしまっているので。
この辺から頭が状況を理解しだして、脳が体に指令を送れるようになって、ノれました。一番心地よかった気がする。
【伍番】
「サイファー」そうじゃんこれサイファーじゃんとなった記憶。正統派な音取り。
【陸番】
既にラップの申し子となっている冨田がホンモノのラップを…と感慨深く聴いていたら何も覚えていない。輝いていたのは確か。
【漆番】
「持ってるぜ大きな器」のどや顔、忘れられません。私のタイプは器の大きな男です。はい。ありがとうございました。
さすがに円盤お願いします
<RONDO>S独唱
アカペラ。これ、勝ち取ったのだろうなと思う。音楽劇ライブの時からずっと思ってる、S君ピッチの精度がもんのすごく上がっている。気がする。(素人が何目線やねんS君ほんとごめん)。この1年歌を伸ばした人として、選ばれたんじゃないかなと勝手に思う。
リーダーの弾き語りと言いこれといい、音源化されないだろうか。夜の一人ドライブで聴きたい。
ラララからメンバーが合流するのですが、ソロを終え6人に囲まれてお辞儀をするS君に、このセトリ然りドラマ然り背負いきった逞しさと脆さを感じて、感動してしまった。彼が彼らに囲まれていてよかった。
〈2MUCH〉
※激病み厨二感想読むだけでHP減注意
これ聴くの怖かった。うだつの上がらない日々を過ごしていたから。聞くと刺さってしまうのがわかるから。ツアー2MUCHのリーダーの言葉、バズリズムの冨田の言葉を思い出してしまうから。
これを見に来たのに、目を背けたくなってしまうくらい、心が廃れている。
でも逸らすなんて龍宮城は許してくれなくて、釘付けで。「考えられない」あの指先になれたら、あの目線の先になれたら、いやあの目ができたら、どれだけだろうか。
たしか最後ドンと膝つくときに賢人君だけ立っていたような。ということは次火炎?でもSHORYUが先だった気もする。覚えていない…
〈SHORYU(→↓↘+P)〉
※激病み厨二感想読むだけでHP減注意
これも聞くの怖かった。全身全霊の黎君。腕が吹っ飛ぶんじゃないかってほど勢いをつけて振り回して舞踏する黎君がいる。7人がいる。やられる。死んでしまう。もうやめてほしい。でも死ねない。生きてるし。死ねないし。。。
<火炎>
相変わらず素晴らしかった。美しかった。消えることをわかっていながら燃え盛る炎なんて、美学の頂点だよ。ああ、しずまるって、そのことなのかな。しずまる焔なのかな。
何はともあれほぼほぼ歌割明確出来たので良かった。ツアーSHORYUの記事に載せてます、見たい方いらっしゃればぜひ。
〈レイトショー〉
※激病み厨二感想読むだけでHP減注意
「龍宮城の音楽が誰かに届いたかどうか、実感できるのがライブ。ライブが龍宮城の生き甲斐です。」
「ただカッコイイ、ただキレイなだけではない。爆発を乗せたい。」
「マイクにしっかり声を乗せる。音が外れたりリズムがズレたりするかもしれないけれど、それを弱みにする気はありません。変わっていくことが強みです。」
「皆さんも爆発する何かを、龍宮城のライブでぶつけてほしい。全部受け取って、倍にして返すから。」
「本物は死んでも死にきれない伝説になる。そのために今日来ました。」
「今からでは遅い、とよく言うけれど、そんなことない。」
「ほんの少しの勇気を持ってくれれば、龍宮城は隣を走り続けます。」
龍宮城のライブに来ると、こういった有難くも救いとも枷ともなるお言葉、素晴らしすぎて呪文のようになるお言葉を頂くことが多い。
今までは2MUCH前が多かったけれど、今回はレイトショー前だったか。今後警戒しなければ。
もう刺さりすぎた。隣、走ってくれるのか。でも、勇気を出さないと、隣いれないんだな。こうやってライブに来て言ったって、ぶつかり合いって言えないんだろうな。だってぶつかり合うってことは対等だから。
今の私は永遠に地上において行かれる。彼らは春は天空に、秋は深海にもぐってしまうのに。
うだつが上がらない、レイトショーすら見に行けない、似たような「あの人たち」すら見つからない。何もかも諦めたい。でも最後の醜い欲求がある。龍宮城と伴走したい。それなら、成さねば。もうとっくに、始めなければ。
「だって叶う気がしてるから」
〈DEEP WAVE〉
「以上僕たち、龍宮城でした」からの新曲。
いや作曲者だれ?お願いだから先に教えてくれん?これ先生なの?だとしたら編曲誰?蜂ヲタの皆様的には違和感ない感じ?えこんな曲もらえるの?最強じゃん…絶対エディターに気づかせような。プレイリスト入りさせような。遊泳区広げような!!!!!
1度聞いただけなので神曲、なんて言えないけれど、1度聞いたら絶対2回目を聞かずにはいられない、頭のおかしな(褒めてます)楽曲。まじですでに禁断症状出てしまっている。
とにかくテンポなにあれ。狂ってる。次何来るかわからない。途中でギターチューンきたら完全に別の曲になったしな?まじでなに?やっと先が読める曲らしくなったと思いきやまた変速。まじ裏切りに次ぐ裏切り。ほんとにほんとに書いたの誰?先生作曲のアレンジャーが変態パターン?本当に笑えるほど頭おかしかった。誰なんだ…メインメロディーはキラーチューンでめっちゃいいしな…
表現難しいけど宇多田ヒカル歌ってそうでした。うん。まじクレジットはよ。
誰のこれが良い、誰のあれがすごかった、というよりは、本当に7人が最強のワンチームなライブだった。見方もあると思うけれど。
0年0組という番組に出会えて、そこから生まれたチームが今ここに在って、勇気づけられて、これから大成するかもしれない。そんな現状がいやにうれしかった。いいライブをありがとう。今度はDEEP WAVEの中で目を合わせよう。お疲れさまでした。
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