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サッカースクールを始めたキッカケ(start2)

前回の続きのサッカースクールを始めたキッカケ。

小学生時代に通っていたサッカーチームのボランティアコーチになり約一カ月くらいが立った。

練習内容やコーチングに疑問はあったが、やり方は人それぞれある。
入ったばかりの自分がすぐに言うべきではないと思い、一緒にプレーすることで子供達に技術を見せてあげれたら良いなと言う気持ちだった。

しかし雨の日の体育館での練習日に事件は起こった。

体育館の練習ではいつも12人くらいがゲームをしていて、周りの40人くらいは順番が来るまで座って見ているという状況だった。

暇だろうなと思い体育館の隅で向上心のある6年生3人くらいとリフティングをしているといきなりボールが飛んできた。
信じられないことにゲームに入っていた監督がこちらにシュートを打ってきたのだ(ゴール裏にいたわけではない)
そして一言「座れ」。

そんな注意の仕方があるのか、、、
もし子供達に当たったらどうする?
そもそもずっと座らされてサッカー出来ない状況をどうにかしようと考えないのかな?などたくさんの事が頭によぎった。

監督だからしょうがないと権力に屈して間違えている事を注意出来なくて子供達の指導など出来るはずがない。
そう思って僕は監督に注意した。

私「それはないんじゃないですか、そこまでいったら虐待じゃないですか」

監督 「お前何が言いたいんだ?」

私「そのままの意味です。注意するにしても注意の仕方があるでしょう。そもそもサッカーをやりにきて、座っている時間の方が長い事に問題はあるんじゃないですか」

監督「あいつらはそんな風に思っていない、直接聞くから子供達を呼んで来い」

私「直接威圧的に聞かれて嫌と言えないでしょう。そんな事も分からないからダメなんですよ」

とりあえずその日は他スタッフから止められて終わり、後日チームの代表(総監督)を交えてスタッフみんなで話をする事になりました。

監督はこのやり方を変えれないと言いました。

僕「同じ事があったら同じことを言います。それを見過ごしていたら僕も子供達に同じ事をしていると言う事になります。目の前で見ていてそれは出来ません。やり方を変えるか、それが出来ないんだったらやめて自分でやります」

総監督「入ってすぐにそれは出来ない。3年くらいやってからお前に任せるか考える」

僕「3年も待てないですよ、それなら僕は自分でやります。」

総監督&監督「勝手にすれば良い、絶対うまくいくわけないよ」と言われ話は終わり、自分でサッカースクールを始める事になりました。

ほとんどの人が何かある状態からスタートしますが、本当に0からのスタートです。
ずっと東京にいたのでまったくコネクションもありません。
誰も僕の事なんて知りません。

たくさん勉強して良い指導者になって、良い選手をたくさん育てるんだ!
絶対見返してやるという反骨精神が原動力になりました。

まずはチラシを作って、学校教育課、学校に配ってもらい、自分の足でポスティングしました。

体験会に来てくれたのは10名程度でそこから6名が入会してくれてなんとかALEGRIAサッカースクールを始めることが出来ました。
その後総監督に待てと言われた3年間でスクール生は100人になりました!

そこから色々あって新しくまた0からのスタートになったけど、TKda黒ぶちさんのリリックを引用してこう言いたい。

TKda黒ぶち - Re:Dream引用
あいつみたく 変わるのか? 計算高く ズルく 笑うよな 結果が全てと 語るのさ 何が結果? 確信 またすっ飛ばす 。

希望は今日も お高くとまる 涙 流しても 泣かず飛ばず 濡れたアスファルト 乾くよな? バカな夢追って 変わらず カマすよRAP 。

もがいてる あんたに 言うよ これから 答え出す あんたにも 言うよ ジャンクフード ばっかで ぶっ壊れても “お前じゃ無理”とか 吹っ飛ばしてけよ。

誰かや運命に 止められても これがラストチューン? 認めはしねえよ 俺ら 信じ続けて来た アリバイがある 言っただろ ストーリーの 味わいが増す。

全ての道 夢に通ずる 嘘じゃなかったから 話は続く あれから 時は進む お前の目に今 何が映る? 覚める 悟り なら覚悟になる 心 決めて やるのさ やる時は 15の夜から 今夜もバカ野郎 いつもの場所でまた会おう!


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