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保護者コーチは良くない?

今日は保護者コーチについて僕の考えを書きます。

僕は保護者コーチは良くないと思っています。
人がいないからという単純な事ではなく、保護者コーチとそうでないコーチとどちらが良いのかを比較して書いていきます。

これは実際に僕が自分のチームにいた保護者コーチを見てきて、また今まで見てきたたくさんの保護者コーチを元に書いています。

まず最初に指導者をやる理由から考えたいと思います。

なぜ?指導者をやりたいのか?です。
僕がサッカースクールを始めた理由は大きく2つあります。

1)自分がサッカーをまったく教わって来なかった事で苦労したので、自分の地元の子供達に自分と同じ思いはさせたくない、田舎でも最先端の育成環境を作りたいと思った。

2)日本がワールドカップ優勝する所を見たい。
優勝した代表メンバーに自分の関わった選手がいる事。
※世界で活躍する選手を輩出する。

何をやるにしても、初期衝動であるこの2つは絶対にブラさないようにやってきました。

保護者コーチは自分の子供が1番になっている人が多いです。
試合に行くのにも自分の息子を送迎するついで、自分の息子の試合観戦のついでなど色々な事が通常よりもコーチをやる理由としてのっかっています。
その典型として、自分の息子が抜けたらそのチームの指導者をやめる人がほとんどです。
また自分の息子は良く見える(意識してみる)ので、自分では思っていなくても良い評価をしてしまいます。

また自分の子供にだけ厳しくなる、他の保護者から見るとどうしても特別に見えてしまうなど子供にとって良くない事も多いです。

スタッフがいるのであれば、保護者がコーチをするメリットはありません。
なのにデメリットはめちゃくちゃあります。
ハイリスクノーリターンです。

保護者コーチがいなくなった時は、おそらく日本のサッカーはかなり発展していると思います。

最後に言いたいのは今保護者で自分の息子がいるチームのコーチをしている方へ。
本物のサッカーの指導者になりたいのであれば、今すぐ息子のいないチームで指導者をやった方が良いと思います。





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