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つぶやきのまとめ その15


宮沢賢治の『風の又三郎』では、先生が生徒の通信簿と宿題帖を回収する場面がある。又三郎は転向してきたばかりなので、当然どちらも持っていない。なので、又三郎は、両手を握りこぶしの状態にして、通信簿と宿題帖の代わりにしたのだ。先生は、その様子を見て黙って通り過ぎた。なにか言ってあげてよセンセェ!


ヤムチャと現場猫はその存在がダブる。ヤムチャは、サイバイマンとの戦闘において、相手が死んだと思い込んで、実際には生きていたサイバイマンに道連れにされて爆死する。一方、現場猫は、様々な危険がそこかしこに存在する現場において「ヨシ!」という一言で物事を進めて大惨事を招く。慢心の悲劇。


刑務所の面会について調べていて思ったことがある。それは「面会=オフ会」ということだ。シャバの世界がオンであり、ムショの世界がオフなのだ。これは、此岸(この世)と彼岸(あの世)の関係性と同じだ。生者の世界がオンであり、死者の世界がオフなのである。「あの世でのオフ会」は死後の楽しみの一つだ。


番外編

『プレミアムガーナ  プラリネトリュフ』がやたらと美味しかった。市販のチョコを散々食い散らかしてきた経験から言っても、忖度抜きで美味である。プラネタリウムを彷彿とさせる字面もロマンチックで良い。ちなみに、8粒入っているので、太陽系の8個の惑星と照らし合わせることもできるぞ!ひゃっほう!



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