見出し画像

ロンドンに住みたい理由

今年の6月下旬に9日間、イギリス ロンドンに住む30年来の友人宅に滞在しました。空気が肌にあっていたのでしょう。空港に着いて、空を見上げた瞬間に、イギリスが好きになりました。

9歳の次女との2人旅。直行だと14時間のフライトですが、初めての長時間フライトが不安という娘の意見で、ドバイ経由のエミレーツで行ってきました。ドバイ経由だと約10時間でドバイに行き、そこから約7時間でロンドン到着という行程です。

初めての海外旅行は18歳のとき、家族4人で行ったスイス、フランス旅行でした。そしてその時以来、すっかりヨーロッパの虜となった私。長女を妊娠するまでは、毎年ヨーロッパに足を運んでいました。ドイツには語学留学し、スイス、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、トルコ。それぞれの国、街ごとに、食べ物や流れる空気感が違う。一番好きな街はベネチアで3回くらい行っている好きなアクセサリー屋さんがあります。

そんな私が唯一、避けていた国。それがイギリス。行きたいと思ったこともありませんでした。むしろ嫌いな国ナンバーワンでした。何で嫌いだったかというと、天気が悪くて薄暗そう、食べ物が貧相で美味しくなさそう、無口でお堅そうと。一度も行ったことないのに。思い込みってすごいですね。

そんな私が、イギリスに行きたいと思い始めたのは45歳の時。クリスタルや占星術、アカシックリーディングを学び始めてからです。「どうしてもイギリスに行きたい」という心からの声が聞こえてきたのです。

そして、私を導いてくれたかのように、大親友がロンドンへ赴任することが決まり、イギリスへの旅がスムーズに決まりました。娘と行くことは想定以外でしたが、今は、一緒に行って良かったと思っています。彼女も毎日笑顔で、郊外へのプチ冒険旅も一緒に楽しむことができました。

イギリス ロンドンの何が好きって、もうそれは肌にあっているとか言いようのない感覚です。今回、私を迎えくれていたかのように、9日間、ほぼ毎日快晴で一度も傘をさすことがありませんでした。嬉しいことに天皇と同じスケジュールで滞在したので、パレードに参列することもでき、すべてのスケジュールがスムーズで何一つ不快感を感じることなく、過ごすことができました。


バッキンガム宮殿前でのパレード

朝起きて、PCで少し仕事をする。朝食をいただく。出かける。夕方に帰宅し、食事を準備し、家族とゆっくりした時間を過ごす。

イギリスの魅力の一つに、空の高さがあります。北海道もそうだった記憶があるので緯度の関係なのでしょうか、東京よりも空が高くて開放感がある。そして流れる雲が綺麗でよく見上げては見惚れました。

街路樹の木々は大きくてたくましい。建物は古く、丁寧に補修されながら、今日まで私たちの快適な生活を支えてくれていたんだなと歴史を感じさせてくれる。道路もそう。ゴツゴツしていて歩きにくくても、そこに歩いてる感覚を味わせてくれる。急がなくてもいいよと。

そしていろいろな国の人がいるのがいい。自分が何人だからこうとか、女だからこうとか、そういう概念を忘れさせてくれるかのような感覚がある。何もしても自由。でも、その代わり、自分で責任をとってねという感覚。

物価はもちろん日本よりは高いけれど、食費はそれほど高くないように感じた。洋服などの装飾品は、自分にあった大事なものを購入し、長くつかう生活がすればいい。日本のように流行りを氣にしない。

友人宅近くの公園や修道院といった街並みが好き。日本でいうと吉祥寺みたいなところと友人は言っている。都心からは少し離れているけど田舎でもなく、交通は便利だから街には人で賑わい、大きい公園もあり住み良い街。

アストロマップというツールで、私が生まれた時の惑星の軌道を見ると、ロンドンには月と木星が通っている。私にとって故郷みたいな場所であり、広がりを感じられるところなのだ。

また来年も滞在したい。さぁ、いつにしよう。
星の流れを見て決めていこう。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?