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東大生が能登町PRイベントに参加してみた!~能登町と過ごした夏~
はじめに
こんばんは!8期のおみです。
FS8期として過ごす最初の夏休み、私は能登町が出しているブースの一員として二つのイベントに参加してきたので、そのレポートをさせてください。
RakutenOptimism@東京ビッグサイト
まずは8月2日、楽天グループ株式会社主催のRakuten Optimismというイベントに石川県能登町ブースの一員として参加してきました。
このイベントにはスポーツやテクノロジー等様々なテーマ設定でブース設置されていたのですが、その中でも「ご当地屋台横丁」という各地の名物料理や特産品が集まるブースに、能登町定住促進協議会の方々が中心となって出店しており、そちらに参加させていただいた形です。
(RakutenOptimismについて詳細:https://optimism.rakuten.co.jp/)
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具体的には、能登町の特産物を売るお手伝いをさせて頂きました。マルガージェラートさん、数馬酒造さんのイカ純米・能登牛純米、のとジンさん、マッハコーヒーさん(イカキングブレンド🦑)、notonoさんのブルーベリージャムを売りました。
マルガージェラートに至っては、初日の売り上げがすさまじかったせいで供給が追い付かず、2日目に売り込みをセーブしなければいけない事態に。他の商品にも売り切れがでて、嬉しいハプニングでした。
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リピーターもたくさん!
震災で被害を受けた能登を、消費行動を通じて元気づけたいという方も、単に試飲で美味しかったから買おうと思ったら能登のものだと知ったという方もいらっしゃいました。
いずれにしても、能登には人を引き付ける魅力を持つ地域だということを改めて実感する機会となりました。
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ありがとうございました!!
代官山爽涼祭@代官山T-SITE
8月24,25日には、代官山爽涼祭というお祭りに石川県能登町ブースの一員として参加しました。代官山蔦屋書店の周りの通路に飲食店や雑貨店等の様々な出店が立ち並ぶお祭りになっており、休日に多くの人が訪れる蔦屋書店のユーザーだけでなく、近隣の住民の方々・純粋にお祭りに行きたかったところ代官山で開催されてたから行ってみた、というような人まで幅広い方々が訪れ、賑わいを見せます。
(爽涼祭について詳細:https://store.tsite.jp/daikanyama/event/t-site/41655-2029510717.html)
この爽涼祭では先に紹介したイベントと異なり、能登町ブースで行う催し物まるまる一つが何を行うのか決まっていない状態でお話を頂き、企画立案の段階から携わりました。
イベントの重要な目的は二つ。
「能登の現状を伝え、記憶に残す」こと。
「能登の訪問につなげる」こと。
それらを、祭りというイベントが本来もつ「小さな子供から大人まで集まり楽しめる」という特徴から外れない手段により達成しなければなりません。他にもスペースや人員等制約は山ほどあり、それらすべてを調整し解決するために、FS内でも、能登町の方々とも、一か月話し合いを重ねました。
結果私たちは、
①子供たち向けの魚釣りゲームを企画
②能登町とFSをPRするチラシを制作
しました。
子供たちも多く訪れるお祭りの出し物として、ゲームは小さなお子様から楽しむことができ、能登町に親しんでもらえる。そしてゲーム体験中のお子様に付き添っている保護者の方々には足を止めて頂けるので、その時間での交流やチラシ配布を通じ、能登の現状や魅力をお伝えするきっかけとなる。今後の能登の支援や訪問につなげられる。と考えたからです。
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FS8期素敵デザイナーのめぶが作ってくれました🥹
美しい能登も、被災した能登の現状も見せたい、という意図があります。
爽涼祭当日
当日は滝のように汗が流れる大変な暑さでしたが、子供から大人まで多くの人々が訪れ、ゲームを楽しんでくれました。
また私達の企画だけでなく、能登町のボードゲーム「ごいた」の体験会とMATSUさんの松葉パウダー、Mayung Designさんデザインの「やっぞ!!能登町」のグッズ販売を行いました。
将棋のようなコマを使い得点を競うごいたには、お客さんも東大生も夢中。能登産の松をパウダー状にした栄養満点の松葉パウダーには、健康志向の方の関心が高く、複数個購入される方も。また、能登町の皆さんに流れる「やっぞ」の精神が力強く表現されたグッズには、松葉パウダーとともに購入し能登への応援の気持ちを伝えてくれる方が多くいらっしゃいました。
ごいた保存会東京支部の方々、MATSUさん、Mayungさん、そしてご購入いただいた方々、本当にありがとうございました。
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難しいけどとっても楽しいです!
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お配りしたチラシにも使わせていただきました。
そして目的通り、ゲームの参加者の保護者の方とお話をしながらチラシをお渡しし、能登町の現状の説明や支援のお願いをしました。
「何でイカなの~?」というお子様の素朴な疑問に対してイカが能登町小木地区の名産であることを説明した後、「小木」を連呼している小さなお子様の姿。
被災状況の写真が載るチラシやモニターをじっくりと見ながら話す親子の姿。
こういった様子を見ると、能登町を知り、印象付けることにつなげられたのかなと思います。実際に支援の形としても、一日目34001円+二日目30240円の募金が集まり、能登町に直接届けることができました。
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東大生も試しに本気で対決しましたが、子供達に惨敗しました(笑)
一方で、「能登の訪問につなげる」という目的に関しては、「能登応援したいけど、今能登ってそもそも行けるの?泊まれるの?」という声も多く、交通インフラや宿泊施設の受け入れがまだ完全体でないこと、一方で再開している施設も多々あり訪問が可能という情報発信が不十分であるということ、そういった現実的な課題を改めてストレートにぶつけられた機会でもありました。
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おわりに
まず、イベントに参加させていただくにあたって何度も話し合いを重ねた能登町定住促進協議会の皆様には改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
二つのイベントでは能登の魅力と課題、両方を改めて生の声を通して体感できる機会であり、今後活動していくうえで都度思い出さなければいけない人々の言葉・反応・気持ちにたくさん出会えました。
今回触れた生の声・ニーズから目を背けずに正面から向き合い、自分たちがどのように行動すれば能登町のより良い未来に貢献できるのか、考えていきたいと思います。
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