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市民協働調査に参加した感想

7/22(日)に開催された森の学校キョロロ主催の市民協働調査に参加してきました。
今回のテーマは「伝統的棚田で生き物さがし」です。久々に虫取り網を手にしましたよ。

今回は水生生物をメインに調査を進めていきました。
キョロロで調査・研究をされている先生方と私を含めた一般の参加者での採取。
峠の一歩手前みたいな集落でしたので発見できたものは平地ではあまり見られないものばかりでした。
というより大体絶滅危惧種、準絶滅危惧種でした。
シナイモツゴ、アカハライモリ、トノサマガエルなどなど…
先生は水生生物だけでなく水草や藻なんかも詳しくて目についたものを教えてくださいました。ミクリやフラスコ藻、イヌタヌキ藻、ミズオオバコ…。
メモが追いつかないくらい種類が豊富でした。

画面中央の白い花はミズオオバコの花です。
こういう水草や藻、水生生物は昔はどこでも見ることができたのだけれど、農薬や圃場整備で失われてしまったのだそうだ。切ない。しかしこの環境もこの集落に住んでいる人たちの手によって整えられていたりもする。完全に自然であるということではない。

私は農薬や圃場整備をよくない、と決めつけてしまうのも違うのではないかと考える。小さいながらも畑やったり一反チョイくらいの田圃やったりしているけれど、「常に選択している」という意識は持っている。
ちょうど良い塩梅を心がけているというかなんというか…。商売で畑や田圃をやっているわけではないからこんなことが言えるのかもしれない。

何はともあれ、勉強になったし楽しかったし切なかった。


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