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記事31:そういうことは先に言っといてほしい

自分の想像を超えてくることって日常に溢れている。
でもその時にどう想像し直すか?っていうのも、大事だと思っている。

通勤中の電車では、スマホをいじりがちになってしまうが
少し見ているだけでも不思議な人がいて飽きない。

今日の通勤の車内には、明らかに50代で、首から下はサラリーマンの格好だが頭がモヒカンのおじさんがいた。
しかもモヒカンは控えめに、オールバック風に寝かされていた。
どういう仕事をしているのだろう。朝に通勤しているから、会社務めだろうか。

趣味でパンクロックをやっていて、仕事の日は控えめにモヒカンを寝かせているのだろうか。僕のパンクロックへの無理解と偏見がひどい。

職場ではいじられているだろうか、それとも誰も何も言えない雰囲気だろうか。
いじっていいタイプなら「モヒさん」って呼びたい。
モヒさん、もしかしたらサラリーマンの格好すらフェイクで、実は音楽が本業で
サラリーマンパンクロックの先駆者なのかもしれない。
サラリーマンとパンクロックは意外と相性が良さそうだ。いぶりがっことクリームチーズみたいなもんだ。

モヒさんが電車をおりたあと、向かいの席ではヒゲを生やしたにーちゃんがヤクルトを飲んでいた。
ヤクルト社の製品とかでなく、おなじみの小さいサイズの、真ん中がくびれた容器のアレだ。
もしかするとローリーエースだったかもしれないが、とにかくその形状の容器だ。

朝のそこそこ混んでいる電車の中で、ヤクルトか。
大のヤクルト好きだが、今日に限っては寝坊をしてしまい、食パンをくわえて家を出る感覚で車内でヤクルトをキメていたのだろうか。
駅前で配っていたヤクルトをもらったのだろうか。
急いでヤクルトを飲まなければならないシチュエーションって何だ。

想像力を働かせてみても、モヒさんのことも、ヤクルトにーちゃんのことも僕には分からない。
自分の想像を超えてくることって日常に溢れている。

タカツキ『タカツキタツキ』

SMRYTRPSとRomancrewが勢揃いした『ロマンサムライ』がとにかく好きで。アストロ球団感満載の、まとまろうとする気が一向にない人たち。

サムライの活動休止はなんとなくわかるのだけど、ロマンはぬるっと活動してない感じがする。動けロマン!

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