記事55:待ち伏せしてまで

意外と虫が多い季節だ。仕事で1日外にいたら、蚊にさされた。フルパワーの蚊にやられるとアレルギー症状みたいに腫れてかゆくなる体質だが、この時期の蚊はパワーが弱い。それほどの被害にはならずに済んだ。それでも3箇所やられている。僕が行かなかったら何の血を吸ってしのぐつもりだったんだろう。

羽の生えたアリみたいなやつを、昨日だけで家に4匹ほど見つけた。残念だが、見つけたからには生かしてはおけない。
危害を加えてくるタイプではないものの、目の前に現れてしまったのなら仕方がない。テーブルの上に飛来したやつだけで4匹なので、この部屋には相当な数の仲間がいるのかもしれない。

夜はワンプッシュで蚊を落とすスプレーを、効くか分からないけどとりあえず数プッシュしてから寝た。

そんなことをしていたからだろう、夢にも虫の大群が出てきた。夢の中でも今住んでる部屋にいるんだけど、部屋の向こうが見えなくなるぐらい虫が飛んでいた。わりと悪夢寄りだ。
その虫たちも害を与えてくるタイプではなく、僕は夢の中でもスプレーを部屋に撒いていた。わりと効果があり、ごそーっと虫が落ちていった。

とても夢のない夢だ。現実の良くない部分をクローズアップしている。
良かったのは、スプレーが効いたということだ。

現実での無意識のうちの願望が、夢に影響を与えることがあると聞く。寝る前の僕はおそらく、部屋にいる虫にスプレーが効くといいなと思っていたのだ。
そして、それより強い願いは特に無いまま眠りについた。

そう考えると、悪夢寄りだがとても平和である。ただあまり夢を見ない方なので、久しぶりに見た夢がこれかよ、とは思う。
それにしても現実でも夢の中でも虫にとっては悲劇だ。
今日は虫を見つけても殺さず共存できる、優しい世界を願って眠ろう。

TOKYO HEALTH CLUB『プレイ』

OMAKE CLUBはすべてここから始まった、というようなアルバム。
TOKYO HEALTH CLUBもZOMBIE-CHANGもJABBA DA FOOTBALL CLUBも移籍してしまい、最近はレーベルとしての動きが見られない。

レーベルごと追っていたところはいくつかある。FLY N' SPIN RECORDS、ダメレコ、LOW HIGH WHO?…
どれも最近活動していないか、解体されてしまっている。レーベルを追うセンスがないのかも。