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記事25:各々で楽しめ
チケット運がない方だ。
抽選に申し込んでいる回数はおそらく平均より多いとは思うが、実際にライブに行く回数でいうと平均並みだ。
と、書いて思ったが、抽選に申し込んでる数とかライブ行く回数とか、そんなつまらない平均は集計する必要がない。
とにかく当たらない。他の人が第一希望と第二希望両方当選したりしてる中、当たらないのが僕だ。
前世の行いがよろしくなく、業を背負っているのかと思うぐらい当たらない。
今のご時世、ライブ自体が少ない。この時期だからこそのライブに、一度行っておいてみたいという気持ちもある。
ギュウギュウに人を入れない、声を出さない。望むところだ。
地蔵スタイルのトップを狙っていきたい。
普段おとなしく観ている者がこのご時世でもおとなしくするのは通常営業。
普段すごくアグレッシブにライブを楽しむタイプがこのご時世でどう出るのか。
おとなしくできるんだ!偉いね〜と言ってあげたい。
おとなしい観客は、それはそれで厄介だ。
何でもかんでも盛り上がればいいわけではない、と思いながら観ている。
音源の完全再現を期待しているわけでもない。
ステージに立つ人は、客が全員おとなしい状況ってやりづらいだろうなぁ。
つい最近もチケットの抽選に落選した。
休日の予定がないのは僕が悪いのではない。チケットぴあが悪いのだ。
ただ、逆に配信だからこそ見る、というケースも少なからずある。
僕が好きでよく聴いているヒップホップもアイドルも、現場の雰囲気自体は得意じゃない。でも配信で見るのなら好きな楽しみ方ができる。
わざわざライブに足を運ぶほど好きではないな、と思っても2,000〜3,000円の配信チケットならちょっと見てみようかな、となる。アーカイブが残せるのも強い。
テレワークと同じく、「ライブって、元からこれで良かったんじゃない?」と思っている。
でもそれが本当の音楽好きといえるのかは分からない。
韻踏合組合『Critical 11』
ラップラップしてるラップを聴きたいときにはこのあたりを。
当時11人の大所帯だったということで、Critical 11ってタイトルがまずセンスいいのだが、ERONEがマイクロフォン病(この表現好きだ)で不在。
歌詞を追いながら聴きたかったけど、ブックレットのアートワークが気持ち悪くてちゃんと見ていない。
アングラ感の中にほんのり漂うポップさと、ラッパーが入れ替わりわちゃわちゃする雰囲気が好き。
ユニット内ユニットの曲も収録されていて、コンピの様相もある。