記事51:ストレスとれるならいいけどレストレス
CARRY LOOSEというアイドルグループがメンバーの共同生活を24時間生配信していて、時間があればずっと見ている。見ていて必ずしも楽しいわけではなく、ただ黙ってご飯を食べているだけの時間もあるし、スマホを見ている様子がずっと配信されていることもある。メジャーデビューできるまで配信は終わらないらしいが、やらせではなく本当にメジャーの予定はないらしい。
配信の中で、メンバーがUNOをやっていたのを見て無性にUNOがやりたくなった。無料のアプリがあったので、それをずっとやっている。
いまどきのアプリなので、通信対戦で世界中の人と対戦ができる。UNOのチーム戦というのも初めてやってみたが面白い。4人プレイで2対2に分かれ、自分ともう一人のプレイヤーの手札が見えるのだ。自分か味方のプレイヤー、どちらかが1位であがれば勝ち。
自分を犠牲にして味方が出せる手札を考えなければならないこともあるし、その逆もある。協力的な人も、独善的な人もいる。
ただ、一緒に遊んでいると思っているこのプレイヤーたちが実在する人間ではなく、作られたものだったらどうしよう。
アイコンもみんな違うし、名前も表示されているけれど、それらすべてが作られたCOMプレイヤーだったら。これは相当恐ろしい。
そういうことを考え始めると、自分も実は人の手で作られた存在なのでは、とすぐに考えてしまう。記憶も巧妙に作られていて、実はすべてプログラミングされた存在なのでは。もしくは今いるのが現実世界ではなく夢の中なのでは。
自分が作られた存在ではないということも、夢の中かもしれないことも、到底証明することができない。痛みを感じるからって夢じゃないというのは、誰が決めたことなんだ。
だから生きてることを実感するために、今日もゴミの分別をします。不快なものが溢れてしまっては、不快だから。
PARADISES『PARADISES』
WACKらしからぬ、底抜けに明るいグループ。
アルバムは一応買っておくか、と思って買ったが、これが予想外に良い出来だった。
ビジュアルも強いメンバーを揃えたが、新規ファンを獲得するのって難しいんだろうなぁ。事務所の特攻隊長になってほしい。