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記事20:ファニーおじさんの件につきまして

面白い話ができる人になりたいが、なかなか難しい。
笑えるのでもいいし、興味をひく話でもいい。
こういうことを書くとまた怪しいセミナーの主催者とかからいいねが付きそうなのであまり書くのは避けることにする。

面白い話は難しいが、何が面白くないかを判断するのはそこまで難しくない。
僕が提唱している「面白さ減点法」だ。(言ったことはないが、たった今提唱した)

100点をスタートとして、「面白くない」「下手だ」と判断したときにそれ相応の減点をしていく。
お笑いの賞レースの得点をつけるときにも、そうしている審査員がいるとか。

そんなに難しいボケじゃないのに、言った後に自ら面白ポイントを説明する人。
面白いこと言いますよ~って顔をして言う人。
他の人がウケたのに後乗せで便乗する人。
で、それがなんかちょっとポイントズレちゃってる人。
「もう1回やって!」って言う人。
ウケた時に切り上げどころを間違えて、しっぽが長すぎる人。
ただ単にスベっただけなのに、「あれ?理解できないの?」みたいな雰囲気出す人。
で、本人はそれを気に入っちゃって繰り返し同じのを仕掛けてくる人。

…などなどが、僕が思う減点対象だ。難しい。
大事なのは、スベった時にはその事実を受け入れること。スベった後で抗ってオモシロに繋げるのは、プロでないとできない技だと思っている。

こう書いてきて気づいたが、面白い人と思われたいのではなく、つまらない人だと思われたくないのかもしれない。だとすると、つまらないということに目を向けて学んでいくのも大事な気がする。

スベリ続けてウン十年、みたいなおじさんが会社にいたりするが、それはそれで味があっていい。そのスタンスで年齢を重ねた哀愁がすでに面白いから。

garblepoor!『MIDDLE SEEDS』

紹介したいアルバムの収録曲はYouTube上に無いっぽかった。
MCとギターとMPCという編成の異色グループ。『MIDDLE SEEDS』は2003年作のようだが、出てくるの早すぎたんじゃない!という気がしてならない。

一度BLACK SMOKERからアルバムを出したことからも分かる通り、ダブっぽさもあり、MC HIDENKAのラップもスモーキーだ。

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